エロイカより愛をこめて 1
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2013/04/28 04:38
番外編が楽しすぎ!
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:零(ゼロ) - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編ラストもよかったけど、番外編2つが楽しすぎ!もう笑えます!さすがエロイカ、脇役が濃ゆくてすごくイイです。
紙の本エロイカより愛をこめて 30 (プリンセスコミックス)
2004/04/26 23:59
万年ペーペー君は表舞台より静かに退場
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:べあとりーちぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1978年に記念すべき第1巻が出て以来、驚くべき高水準を保ちながら延々と続いてきた名作中の名作もとうとう30巻を数えた。米ソ両超大国の対立と冷戦、ベルリンの壁とソ連の崩壊、欧州連合の成立などなど、世界の激動を乗り越え乗り越え少佐や伯爵は活躍を続けている(途中かなりの休眠期間もあるけれども)。彼らの辿ってきた長い道のりを思うと、作者ならずとも思わず感慨にふけりたくなる。
青池保子氏が表見返しで「現世が物騒なら、漫画には楽しい題材を選ばねば」とおっしゃっているが、永いファンとしてもぜひ今後とも「エロイカ・シリーズ」を読み続けたい。このシリーズでさえネタにできないほど恐ろしい世の中にはなってほしくないと、キナ臭い世界情勢に冷や冷やするここ数年である。
この巻の前半は「ビザンチン迷宮」のPart3(完結編)である。元KGB工作員「大鴉」が凍結させたテロ工作とは何か、「宝剣」の果たす役割は何なのか、ハッサンたちの真の狙いは何かなどなど、すべての謎が明らかになる。毎度のことながらストーリーが入り組んでいて、前の巻を復習しないと理解不可能だったのだが、エロイカファンとしてはその歯応えがやはりこたえられないのである。
シリーズの魅力である「世界の(割とマイナーな)名所巡り」も楽しめる。前シリーズのメテオラから今回はカッパドキア、ギョレメ、シャンルウルファなどトルコの名勝地を知ることができる。世にも珍しい少佐の女装も出てくるし、ミーシャ・少佐・エロイカのじゅうたんを巡る駆け引きも笑えるのである。エンディングに意外性はないが、「これでわれわれの任務は終わったのだ」のセリフには、やっぱりホーッとカタルシスを感じることができた。
本編よりも楽しみだったのは後半の「Z・VI−ファイナルストーリー」である。少佐の部下26人の中で一番の新入りのZが、少佐に怒鳴られ実戦で怖い思いをし、毎回ボロボロになりながら任務を遂行していくこのサイドシリーズは、コミカルでポジティブな「エロイカ」ではあまり出て来ない情報部員の悲哀をメインに描いたものだった。
「モデルかホスト」と評されつつ根は超真面目なZ(本名はもちろん出て来ない)。冷戦が一応の終結を見た時、彼の役割もまた終わった。あれからZはどうしているのかな…という読者の心配に応えて、本作品は99年に実に16年ぶりに雑誌に発表されたのである。当時読み損ねたため、単行本収録を今か今かと待ち続けた筆者にとって、同様のドジを踏んでしまった読者たちにとって、今回の収録は待ちに待ったものである。
任務のディテールは様変わりしたけれど、Zの一途さ真面目さにはまったく変化がない。相変わらず体当たりのZは、任務終了時にはやっぱりボロボロのヨレヨレになっている。けれどもシリーズ初期と違い、今回はファイナルに相応しい微笑ましい幕切れとなっていて安心できた。Z君、長い間、大役をご苦労様。これからは本編の隅っこで、先輩や少佐たちに挟まれて右往左往している姿を垣間見て楽しむことにいたしましょう。
紙の本エロイカより愛をこめて 34 (プリンセスコミックス)
2007/01/29 15:14
少佐の七変化
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫は布団で丸くなる。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケルティック スパイラル完結。 今回の少佐はかつてないほど変装仮装しております。あんな姿やこんな姿。伯爵の天敵への怒りや、少佐へのそんな企み。この完結編だけでも、おいしい場面だらけなのに、番外編では・・・。 さて、もう一度はじめから読み返そう。
電子書籍エロイカより愛をこめて 3
2023/09/18 16:39
懐かしいです
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻は昭和54年、東西冷戦の真っ最中で確かソビエトがアフガニスタンに侵攻して次の年のモスクワオリンピックは出場を西側諸国がボイコットしたそういう状況で描かれたものです。そのモスクワオリンピックのマスコットが子熊のミーシャでこのニックネームのKGBエージェントが少佐と火花を散らして読者はかなり興奮したものです。よく読むとおかしな記述もありますね。少佐が振動するTEEの屋根から鉄橋の時限爆弾の時限装置を撃つシーンで赤外線スコープで暗闇の時限装置が見えると言うシーン、発熱体じゃない時限装置は見えないはずなんだけどレディースコミックでは仕方ないかなと今では思います。
電子書籍エロイカより愛をこめて 2
2023/09/16 12:02
アイビーNavy
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:宮村みやこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アイビーNavyは中々笑えました。ストーリーは時代を感じますね。当時のソ連の空母キエフは中国が買い取って使っているしアイビーの空母が積んでいる艦載機はF14だしトムキャット君の名前はF14からの連想ですね。
紙の本エロイカより愛をこめて 25 (Princess comics)
2001/12/07 14:10
ジェームスくん大活躍
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る
名画を追って、少佐と伯爵はスペインへ。“バンデラスを若くした男”カルロスは、ホントにかっこい〜! 今回限りでお別れなのが、残念。少佐が闘牛したり、伯爵がフラメンコダンサーになったり、南の国でみんなはじけている。ジェームスくんも大活躍。
2023/09/09 14:23
「小銭王」に爆笑
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「小銭王ジェイムズ一世」
ここまで徹底的に遊んだパラレル作品ってなかなかない(笑)
このセンス 好きだなあ。
「皇帝円舞曲」
数十年微睡み続けたスパイとの対決。
伯爵が傷を負いながらの「私はプロだよ」が素敵だった、
2021/06/19 12:38
少佐メインに完全移行
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
超能力者三人組はすっかり消えてエーベルバッハ少佐メインの諜報戦が主幹になりました。
それで一気に面白くなったから妥当な判断なんでしょうね。
電子書籍エロイカより愛をこめて 1
2020/10/30 22:28
優雅な泥棒と硬派な情報将校
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
男色の美術品泥棒『怪盗エロイカ』こと英国貴族・グローリア伯爵と、NATO軍情報部のドイツ軍人『鉄のクラウス』ことエーベルバッハ少佐を中心に起こる事件や騒動のお話です。少佐の任務で重要な人物や証拠にピンポイントで行き当たる伯爵の引きの良さに笑ってしまいました(笑)時に邪魔し合い、時に息の合った協力を見せる二人の絶妙な関係が良かったです。時事ネタで解らない所は調べたりもしましたが、ストーリーやキャラが面白く、世代でなくても楽しめました。少佐も素敵でしたが、個人的には伯爵派です。
電子書籍エロイカより愛をこめて 37
2020/03/13 23:10
37巻!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
「聖ヨハネの帰還」の続きです。
前巻を読んでから、日が経ってしまったので、内容をあまり覚えてなかったのですが、それでも面白かったです。
高速道路での少佐の追跡車の数や、ルデンコ邸への侵入者の数など、爆笑でした。
電子書籍エロイカより愛をこめて 1
2018/05/26 16:10
一気に読んでしまいました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しきしま - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代、同級生が「エロイカがどうのこうの」とよく言っていて、私は特に興味なく「ふーん」って感じで聞いていたんですが。
ひょんなきっかけで読んでみたら面白すぎ!
宿敵同士のグローリア伯爵とエーベルバッハ少佐はそれぞれ美形でスペックが高いのにもかかわらず、ドタバタを繰り広げてくれます。
グローリア伯爵に気に入られた純情なシーザー君が面白かわいそうw
2001/12/07 13:59
冷戦終了後もエロイカは続く
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る
出世してNATOを離れた少佐と、その帰還をたくらむ伯爵とロレンスの「エーベルバッハ中佐(後編)」。
ロシアに返還される名画をめぐって、NATO、小熊のミーシャ、伯爵がだましたり、だまされたりの、「パリスの審判」。
ページをめくれば、いつもの顔ぶれにまた会える。
紙の本エロイカより愛をこめて 26 (Princess comics)
2002/04/26 05:05
今度はコペンハーゲンで
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る
伯爵はしばし硬派のロマン、少佐のことは忘れて、天才バレエ・ダンサーに夢中だった。
このジリー、金髪のさわやかな美形で、芸術ミーハーで少年愛の人でもある伯爵にぴったり。
伯爵はジリーのおっかけで来たコペンハーゲンで、海軍がらみの任務で出張中の少佐とミーシャにばったり出くわす。
ミーシャたちロシア組は、物価の高い北欧で貧乏すぎて身動きが取れない。
少佐もバルト三国の情報提供者と接触しようとするが、くせものぞろいで苦戦。
部長のカツラネタ、イタチ好きの代表団メンバー、少佐の家庭的な男の演技は要チェック。
2018/10/13 19:00
楽しめるけど
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
このところのエロイカはコメディに偏っているの残念。以前のような本気の情報戦・命のやり取りがみたいがもう無理かな?
2023/09/09 14:29
強運!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
アラスカでの暗闘。
原潜に監禁された際にルーベンスの絵を傷つけた伯爵の落ち込み
少佐の不器用に斜め上の激励
このシーン いいなあ。
向こう見ずにも伯爵を探してボートで海に出たジェイムズ君。
原潜に見つけてもらって回収…しかもそこに伯爵がいるし!
ジェイムズ君の強運に驚くばかり。