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0円で空き家をもらって東京脱出!
著者 つるけんたろう
「過疎の地域へ飛び込む若者が増えている」(『里山資本主義』より)を地で行く30代漫画家が、尾道での移住生活をリアルに描いたコミックエッセイ。今も年収は相変わらず200万円以下。でも東京時代より人間関係も生活もずっと豊か!
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0円で空き家をもらって東京脱出! 地方移住を描いたコミックエッセイ
2016/05/08 09:40
「次はあなたの番だ!」と尾道へ移住した漫画家さん!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
広島県は尾道市、日本遺産にも登録され、ますます注目されている土地。
瀬戸内海に面して、坂の街で、猫もいて、林芙美子さんや志賀直哉さんも滞在したという文化の香りもする。
その尾道に漫画家を目指して上京していた著者のつるけんたろうさんが友だちのご縁で、尾道へ。
そうして空き家を0円でもらって、それから、それから。
夫婦そろって尾道に移住して、地元の人たちとのすてきな出会いがあり、移住仲間もたくさんいて。
0円で手に入れた空き家を住めるような状態にするまでに幾多の困難があっても、それはそれでなんとか必死で乗り越えていく。
驚きと喜びと、少々の困難の日々がコミックエッセイでさくさく読めます。
彼は尾道にゲストハウスを作って、そこの店長さんになります。
この話はまだまだ続き、発展中なんですよ。
空き家へ移住してシンプルなことが一つわかりましたと、つるさん。
「住める場所は全国よりどりみどりなんです。余っているくらいです。
(中略)
あなたにぴったりの居場所なんで、そこら中に余っているんです。
次はあなたの番だ!」
この一冊で、あらたな運命を切り開いた人、何人もいそうです!
移住選手紹介のコーナーも充実。