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ビッグウイング 完結
東京の空の玄関、“ビッグウイング(新東京空港)”。そこで、働く新人受付の吉川久美子を通して様々な人間模様を描く!!
▼第1話/翼をください▼第2話/サイドウォーク▼第3話/休憩▼第4話/チケット▼第5話/社員旅行▼第6話/人生の価値▼第7話/ステージ▼第8話/携帯電話
●登場人物/吉川久美子(“ビッグウイング”の受付=ツアーデスクの新人。困っている人を見るとほっておけない性格)、江頭主任(久美子の上司。久美子のことを厳しく、かつ優しく見守っている)
●あらすじ/吉川久美子は新東京空港、通称ビッグウイングの受付=ツアーデスクで働く新人。その久美子が担当する受付にひとりのお婆ちゃんがやって来た。搭乗手続の時間が過ぎていたためにカウンターで断られてしまったらしい。孫の結婚式に出席したいというお婆ちゃんをどうしても飛行機に乗せてあげたいと考えた久美子は、搭乗手続きを無理やり済ませ、お婆ちゃんを連れて搭乗口へ急ぐ。なんとか搭乗には間に合ったものの、出発を遅らせてしまう(第1話)。
ビッグウイング 1
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紙の本ビッグウイング 9 東京国際空港物語 (ビッグコミックス)
2003/03/16 14:05
人生を考える
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤン・ヨステンジン - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔「マンガしか読まない」とか「まんがなんて読書じゃあない」などと勢いよく論じられた時代がありました。懐かしいですね。今の子供や若い人はマンガすら読まなくなってきて…。次元を超えすぎて、最近では“論争”すら影をひそめています。そんな中でマンガだ活字だ、を超えた逸品がこのシリーズです。ビックコミック本誌で読むだけでは足りなくて単行本でも買ってしまいます。この地球にたまたま生まれてたとえ一片でもその存在をこの世に問うて生きてきた自分、生きている人生、これから歩んでいこうとする道。親兄弟、友人、そして普段は交わることもない他人。その人と人とのふれあいの中で己の存在をもう一度問うてみる機会を与えてくれました。自分にも羽田空港を訪れるチャンスがあれば思わずそこで“久美ちゃん”を捜してしまいそうです。