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【全1-13セット】響~小説家になる方法~
著者 柳本光晴
響~小説家になる方法~の全1-13をセットにした商品です。とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。編集部員の花井は、応募条件を満たさず、ゴミ箱に捨てら...
【全1-13セット】響~小説家になる方法~
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商品説明
響~小説家になる方法~の全1-13をセットにした商品です。とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。
編集部員の花井は、応募条件を満たさず、
ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。
封を開けると、これまで出会ったことのない
革新的な内容の小説であった。
作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・
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天才と周囲の人々の生き方
2018/01/19 21:59
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:伝奇羊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の響は稀代の天才少女作家という設定だが、周囲の人々の多くもまた響の天才性をそれぞれの切り口から理解できるだけの素養を持っている。彼らも全くの凡人というわけではない。彼らは天才への嫉妬に飲み込まれることなく、それぞれの立場と才能の範囲で誠実に生きようとしており、その意味ではほのぼのとした理想の世界が描かれているといえる。響の型破りな言動がもたらす痛快さとともに、この作品の魅力である。
ところでこの作品には第8巻時点で未回収の重大な伏線が一つ存在する。響に影のよう寄り添うあの登場人物の今後である。キャラ本人の言動や周囲の評から、この人が響と違った方向で時に読者をイラっとさせるぐらい頭オカシー系であり、ひょっとするとアブナイ奴かも知れないことは、作品初期のころから繰り返しアピールされている。
響は果たして自らの意志でプロの作家となることを選ぶのか、そしてその時この頭がどうかしてしまっている人はどう行動するのか。このテーマは作品の設定上、一種のラブストーリーにもなっているのだが、響が小説家として成功すればするほど嵐の予感もまた増して来ざるを得ない。先を読み続けたくなる理由は、ほのぼの+痛快さだけではない。
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止まらない!
2018/11/01 21:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み出したら止まらない。響の世界に引き込まれて徹夜で一気読み……。次の日仕事あるのに。久しぶりの傑作に出会いました。とにかく読んでください。後悔はまず無し。