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私の男(文春文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2011/03/01
  • 販売開始日:2011/03/01
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-778401-0
一般書

電子書籍

私の男

著者 桜庭一樹 (著)

私は腐野花(くさりの・はな)。着慣れない安いスーツを身に纏ってもどこか優雅で惨めで、落ちぶれた貴族のようなこの男の名は淳悟(じゅんご)。私の男、そして私の養父だ。突然、孤...

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私の男

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商品説明

私は腐野花(くさりの・はな)。着慣れない安いスーツを身に纏ってもどこか優雅で惨めで、落ちぶれた貴族のようなこの男の名は淳悟(じゅんご)。私の男、そして私の養父だ。突然、孤児となった十歳の私を、二十五歳の淳悟が引き取り、海のみえる小さな街で私たちは親子となった。物語は、アルバムを逆からめくるように、花の結婚から二人の過去へと遡ってゆく。空虚を抱え、愛に飢えた親子が冒した禁忌、許されない愛と性の日々を、圧倒的な筆力で描く直木賞受賞作。

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みんなのレビュー485件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

父と娘の近親愛。

2010/04/17 00:31

14人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 第138直木賞受賞作です。

 一部のファンには兎も角、1回直木賞を候補になるも落選したのも兎も角
世間的には、本書で桜庭さんは、一大ブレイクしたのだと思います。
 そんなに熱心なファンではなかったけど、もう一流作家の世界にいっちゃった感じです。
 北上次郎さんも、本書あたりから、桜庭さんを大プッシュしだしていました。
(しかし、私的には、そんなに化けたって感じもしないのですが、、、)

 震災で家族を失った、花とその養父となった腐野淳悟との近親愛を描いています。
 お互い、欠損家族だと認め合い、お互いをもっとも必要としている二人。
世間からどう思われようと、絆も強く、求め合っています。
 だが、第三者として、いや、感情移入しながら、
2.何人か称で読んでいる読者にとって
なにか、釈然とせず、どこかおぞましい感じさえする二人の愛。
 本書は、時間が逆行するように構成されていて、淳悟の若いときが徐々に描かれていくのですが、ストーカーのように花がおさないときから追いかけていたことも判り、余計にそれを感じます。 
 二人が求め合い、合致すればするほど、違和感を感じていきます。

 どんな親子でも、母親と息子と関係もそうですが、父親と娘の関係もどこか例えようのない
恋愛とはちがう絆というか、愛情の間柄をもっています。
 それが、小説として作品として描かれることによって、なんともいえない雰囲気とともに表現されているように思いました。
 これは、実は、桜庭さんの得意技なんですね、、。
しっかりした純粋な想いなんだけど、異常性、狂気みたいなものを含んでいる
家族いや、関係を変だということを全面に出さず、
読者にはしっかり違和感を持たせながら伝える。

 一大メジャーになった桜庭さんですが、
文壇の稼ぎ頭の中心選手として物凄く変わったんだろうなぁ、と思って読んでみて
意外と変わっていなかったのでちょっぴり安心したかもです。

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紙の本

2008年直木賞受賞作

2016/01/28 09:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

熊切和嘉監督によって映画化された際には、物語が過去から現代へと展開していく構成だった。本書では時間を遡っていくので、花と淳悟の孤独感がより深く伝わってきた

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紙の本

考えさせられる小説です!

2016/01/28 09:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は、直木賞受賞作です。読者は読み始めてすぐに筆者のすさまじい筆致力によって作品に引き込まれていきます。何かつかみどころのない落ちぶれた主人公「淳悟」は、孤児となった10歳の少女「花」を引き取ります。そして、彼女を大切に育ているのですが、彼らの年齢の差はわずか。とうてい父と娘という年齢差ではありません。彼らはいつの間にか、心からお互いに惹かれていきます。これはすでに親子を超えた愛でした。さて、一体彼らはどうなるのでしょう。ぜひ、読んでいただきたい作品です。

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電子書籍

うーん…

2015/05/26 16:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はるまま - この投稿者のレビュー一覧を見る

花と淳悟の関係性というか、何故そこまでお互いに依存してしまうのか、という点が全然理解できなかった。。
でも全体を通せば面白いストーリーだったし、あっという間に一冊読み終わりました。
映画は観ていないけど、私の中で淳悟はトヨエツなんだよな〜!

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紙の本

未だにどう評価していいのかわからない。

2016/02/15 18:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

何度読んでも自分の中で評価の定まらない作家がいる。
桜庭さんはその一人だ。
この本では嫌悪をかきたてられるが、別の作品では感嘆をひきだされる。
いずれにせよ、強い感情を揺り動かす作家であることは間違いない。

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2010/05/10 21:50

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2011/03/03 19:24

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2011/04/14 20:49

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2014/03/05 21:17

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2010/04/26 02:09

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2015/12/06 06:24

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2012/04/16 00:56

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2011/08/26 06:59

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2010/05/17 23:26

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2010/07/09 01:55

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