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タイトルマッチ(講談社文庫)

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2013/02/08
  • 販売開始日:2013/02/08
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • ISBN:978-4-06-185543-4

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電子書籍

タイトルマッチ

著者 岡嶋二人 (著)

元世界ジュニア・ウェルター級のチャンピオン最上永吉の息子が誘拐された。彼を破ったジャクソンに義弟が挑むタイトルマッチ2日前の事だった。犯人の要求は、“相手をノックアウトで...

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タイトルマッチ

540 (税込)

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商品説明

元世界ジュニア・ウェルター級のチャンピオン最上永吉の息子が誘拐された。彼を破ったジャクソンに義弟が挑むタイトルマッチ2日前の事だった。犯人の要求は、“相手をノックアウトで倒せ。さもなくば子供の命はない”。犯人の狙いは何か!?想定外の脅迫に翻弄される捜査陣。ラストまで一気のノンストップ長編推理。デビューから競馬作品が続いた直後に出された「ボクシングもの」としても話題になり、「誘拐の岡嶋」の名をさらに広げる作品にもなった。1984年刊行。(講談社文庫)

目次

  • 第一章 二日前
  • 第二章 前日
  • 第三章 当日
  • 《岡嶋二人著作リスト》

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みんなのレビュー11件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

誘拐ものミステリには定評のあった著者、おもしろいにきまってます

2006/03/05 23:22

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ボクシングの元ジュニアウェルター級のチャンピオンの息子が誘拐される。犯人の要求は金品ではなく、やっぱりボクサーである義弟が挑むタイトルマッチでノックアウトで相手を倒せということだった。連絡を受けた警察も必死で捜査を進めるが、犯人を捕らえることなく、とうとう試合当日が・・・。
誘拐もののミステリには定評のある著者、本作でもさまざまなアイデアが盛り込まれていて、とてもおもしろい。犯人の意外な要求、その狙いがハッキリしないまま雲をつかむような捜査を続ける警察陣、為すすべもなく途方に暮れながらもタイトルマッチの準備を続けるジム関係者。そこに刻一刻と迫るタイムリミット。謎とサスペンスに引きずられ、ラストまで一気読みでした。
ボクシングを題材にしているだけあって、その試合描写は迫力満点。また、ボクシング界とその裏側のことにも触れてあり(新チャンピオンの次の試合相手の決め方なんて知ってます?)、それもとても興味深く読めました。

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電子書籍

さすが「人さらいの岡嶋」

2015/08/13 23:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:乾 辰巳 - この投稿者のレビュー一覧を見る

少し内容に触れています。
ボクシングの元世界チャンピオンの息子が誘拐され、次のタイトルマッチに挑む義弟の元に、ノックアウトで勝たなければ子供の命はないという、意図のよく分からない脅迫状が届く。
物語は試合の二日前から始まり、「人さらいの岡嶋」と呼ばれ、誘拐物を得意とした作者ならではの緊張感が持続する、一気読み必至の本です。
後半、試合の様子と警察の捜査が交互に進みますが、残りページが少なくなってもまだ展開が読めず、最後まで楽しめました。
誘拐物なのに身代金という展開に持ち込まないのはさすがですね。

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紙の本

ひねり

2002/07/24 12:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:猫  - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供を人質にとられたボクサーが脅迫される。八百長を強要されるのだが、その条件は「ノックアウトで勝て」そんなの、言われなくても目指すさ、てなものだが、この奇妙な脅迫を軸に物語は展開する。捜査側はもとより犯人側にとっても不測の事態が発生して、事件が思わぬ方向にいくあたり、本当にうまい。

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紙の本

ボクシング的なスピード感

2008/09/07 09:28

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る

岡嶋二人氏の作品を読んだのは2度目。やはり面白い。
誘拐や事件の経過も勿論ですが、自分自身がボクシングの真似事をやっているだけに、試合やトレーニングシーンでも燃えました。
ボクシング・マニアだけでなく、素人にも分かり易いストーリーになっています。
ミステリーとしても、ボクシング的なスピード感に溢れ、最後まで「誰が犯人か?」と気になって気になって仕方ない。
試合当日の場面になると、試合と事件でまるで登場人物の刑事になったような気分です。
映像でも観てみたい。

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紙の本

ミステリーコーナーより

2001/02/06 15:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:西上心太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ボクシングの世界タイトルマッチまであと2日。挑戦者の琴川の元に脅迫状が届いた。琴川の甥が誘拐され、世界戦をKOで勝つことが子供の命を救う条件だというのだ。しかも運悪く、琴川は右拳を傷めてしまう……。
 タイムリミットに追われる捜査陣と、リング上で繰り広げられる死闘が、サスペンスを盛り上げる。後に「人さらいの岡嶋」と呼ばれることになる得意の誘拐ミステリ。岡嶋二人初期の傑作の1つ。

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2009/01/10 05:29

投稿元:ブクログ

世界ジュニア・ウエルター級タイトルマッチ15回戦
チャンピオン アルフレッド・ジャクソン  VS. 挑戦者 琴川三郎

この試合は、因縁の対決と言われていた。引退した前のチャンピオン最上永吉は、琴川の姉と結婚していた。世間は、琴川にとって義兄の雪辱戦になるからだ。
この試合の二日前、ジムで琴川を待ってた最上の元に青い顔で駆け込んで来た妻。この時間は、仕事をしてるはずでは?と、疑問に思い妻の話を聞くと子供が誘拐されたという。駐車場で突然襲われ、育児所に預けるはずの生後10ヶ月の息子を誘拐されたのだ。妻の手には、子供を誘拐した手紙。そして、ジムの電話が鳴った。琴川を呼び出す電話だった。琴川が出ると入り口のマットの下に手紙があると言う。その手紙には、「ジャクソンをノックアウトで倒せ。さもなければ子供の命は無い」そう脅迫文が届いたのだ。
ジムの会長は、それを知りこっそりと交番に駆け込み警察に事態を知らせる。
警察は、試合を存続させるために報道規制をひかずにひそかに捜査する。試合は、2日後。たった三日間で犯人を探し出さなければならない。身代金でなく、ノックアウトで倒せと言う犯人の意図は?そんな中琴川は、いらだって素手でサンドバックを叩いてしまう。それは、拳を傷めるボクサーにとって致命的な行動だった。中指を骨折してしまう。果たして試合は、どうなるのか?誘拐された子供は助かるのか?犯人は?怒涛の勢いのノンストップ誘拐ミステリーです。

2010/03/29 12:39

投稿元:ブクログ

ボクシングの世界チャンピオンタイトルマッチをかけた試合の2日前、
挑戦者の甥っ子が誘拐された!!
犯人からの要求は
「相手をノックアウトで倒せ。さもないと子どもの命はない」

推理小説は("読むのが"ではなく、"推理しながら読むのが")苦手なので
犯人はあいつだろう、ネタが分かったぞ!
…的な楽しみ方が出来ません
どこかで大どんでん返しがあるのだろう、、と思いながら読むのはとても楽しいです。

誘拐事件のストーリーであるのに、
(私は)怖い思いせず、ドンドン世界に引き込まれました。
ミステリーとしても楽しんだつもりでいますが(笑)、
ボクシングの世界を知ることが出来た楽しみも同じくらい。

2012/02/06 04:04

投稿元:ブクログ

犯人の要求はノックアウト勝ちすること。これは世界チャンピオンを狙うボクサーに対して無理な要求。なぜならノックアウト勝ちは狙ってできるものではないから。

人質に対するプレッシャーの中で人間として無理な要求。つまり実現不可能な誘拐犯の要求の真の意味は?ということになる。ボクシングの知識が全くないのに、対戦相手を組むボクシングジム同士の駆け引きなど面白かった。

2008/12/13 08:48

投稿元:ブクログ

なにかちょっとおもしろいものを読みたい時、気軽に読める、ボクシングをからめた誘拐もの。最後の展開はやや強引さを感じたけど、うまいし、飽きさせないし、緊張感が続く。

2017/02/16 18:25

投稿元:ブクログ

2017年11冊目。
読み始めてすぐに「また誘拐かよ!」と思ったけど^^;これまた今までの誘拐モノとは全く違う、そして相変わらず最後までハラハラドキドキさせてくれる作品だった。
岡嶋二人は競馬、野球、ボクシングと随分幅広いなーと思ったら、徳山氏がプロボクサー目指してたとかでなるほど。
競馬と違って、ボクシングは全く知識がなかったので言葉の意味とか分からないところもあったけど、素人にも分かるような書き方してくれてて助かった。試合中の描写にも何とかついていけた。
とにかく前代未聞な犯人からの条件、どうやって捕まえるのか全然見えなかったけど、終わってみれば、やっぱりそうだったかー!と。
でも爽やかなラスト、良かった!

2015/03/01 01:31

投稿元:ブクログ

一体いつ頃から「人さらいの岡嶋」と呼ばれるようになったのかは分かりませんが、初期作品である本作でも既にその片鱗がうかがえるように思います。
誘拐を扱った作品の定番とも言える身代金受け渡しがなくても、面白い物語を作り出す手腕はさすがですね。
特に終盤での、ボクシングの試合と犯人追跡の様子を交互に描く場面は、徐々に高まる緊迫感に手に汗を握るようでした。

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