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さよなら神様(文春e-book)
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/10/31
  • 販売開始日:2014/10/31
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春e-book
  • ISBN:978-4-16-390104-6
一般書

電子書籍

さよなら神様

著者 麻耶雄嵩

隣の小学校の先生が殺された。容疑者のひとりが担任の美旗先生と知った俺、桑町淳は、クラスメイトの鈴木太郎に真犯人は誰かと尋ねてみた。殺人犯の名前を小学生に聞くなんてと思うか...

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商品説明

隣の小学校の先生が殺された。容疑者のひとりが担任の美旗先生と知った俺、桑町淳は、クラスメイトの鈴木太郎に真犯人は誰かと尋ねてみた。殺人犯の名前を小学生に聞くなんてと思うかもしれないが、鈴木の情報は絶対に正しい。鈴木は神様なのだから――(「少年探偵団と神様」)。衝撃的な展開と後味の悪さでミステリ界を震撼させた神様探偵が帰ってきた。

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みんなのレビュー112件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

「犯人は○○だよ」からはじまるミステリー

2015/05/10 22:45

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る

この短編集に収録された短編の書き出しはいつも同じ。殺人犯が誰かを鈴木君が教えてくれるところから始まります。
警察もまだ捜査中の事件の犯人が何故わかるかって? それは鈴木君が神様だから。事件が起きた当時から、いや、犯人や被害者が生まれたときから、いやいや、宇宙が誕生した瞬間から、鈴木君には犯人はわかっているのだ・・・・・・。
しかし鈴木君は、犯人が誰か、しか教えてはくれない。そこで主人公たちは、事件の全体像を推理するのだが・・・・・・。
犯人が確定しているがゆえに、推理可能となる衝撃的な動機、犯行方法、事件の構図。推理の可能性を突き詰める著者の真骨頂です。特に「比土との対決」は本格ミステリファンに必読の一編。

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現実感がない

2015/03/11 20:30

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とうもろこし - この投稿者のレビュー一覧を見る

小学生が主人公というのが間違っている。何とも現実感のない小説だ。感情移入が全くできないし、本当にいまいちの小説。これでよく、このミスにノミネートされたものだ。

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2015/08/04 17:05

投稿元:ブクログ

前作同様、読後感の悪い話、とは聞いてましたが、わかっていて読めばそれほどでもなかった。
スタート時点で主人公のプロフィールをわざと誤認させるようにしむけたり、最後の事件の真相についてあいまいなまま終わらせたりと、叙述トリック的なところを狙ってるのかもしれませんが、あまり上手とは言えないので途中で付き合うのに疲れた感。最後まで読んでもカタルシスらしいものはないです。もう少しがんばりま賞?

2014/08/24 21:10

投稿元:ブクログ

+++
隣の小学校の先生が殺された。容疑者のひとりが担任の美旗先生と知った俺、桑町淳は、クラスメイトの鈴木太郎に真犯人は誰かと尋ねてみた。殺人犯の名前を小学生に聞くなんてと思うかもしれないが、鈴木の情報は絶対に正しい。鈴木は神様なのだから―(「少年探偵団と神様」)。衝撃的な展開と後味の悪さでミステリ界を震撼させた神様探偵が帰ってきた。他の追随を許さぬ超絶推理の頂点がここに。
+++
 少年探偵団と神様
 アリバイくずし
 ダムからの遠い道
 バレンタイン昔語り
 比土との対決
 さよなら、神様
+++

前作を読んでいないが、問題なく愉しめた。愉しめたと言うには、後味はあまりよくないが。小学生の探偵団遊びかと思いきや、次々に人が死に、神様=鈴木は、探偵団の一員である俺=桑町淳にだけ犯人を教える。団長の市部始の推理力や、市会議員を父に持つ丸山一平の情報、そして不思議キャラで将来の市部の恋人を自称する比土優子の協力で、事件の真相にたどり着くのである。「俺」の事情にも驚いたが、最終章で全体像が覆されるのが、珍しく気持ち好くない。もやもやする一冊である。

2014/08/28 21:44

投稿元:ブクログ

「犯人は○○だよ」俺、桑町淳の前で神様は宣った。……凡ての話がこの書き出しで始まる連作短編集。前作の鈴木ってこんなに格好良かったっけ? なんか地味~なアリバイ崩しの話が多いな(2話目なんてタイトルそのまんまだし)、仮寓とか肯するとか小五で使うか?? などと野暮な感想を抱いていられたのも前半三つまで。後半三作の怒濤の展開そして驚愕(!)のラストはまさしく麻耶節。各話のタイトルに捻りが無いので、さほど派手なエピソードは無いのかな、と不安に感じていたが、そんなものは全くもって杞憂でしか無かった。またもやったか!
メルとは違った意味で無謬の存在"神様"の託宣を冒頭に据えることで、当初は倒叙の一変種みたいな読み方を読者に強いているのかなと思ったが、やがて"神様"の機能を利用する輩まで現れ始め、最終的にあのラストに収束するという凄まじいプロット。真の悪魔は作者様だよね絶対。
あと、ラス前の記号に舞城を想起した方が多かったが、自分が思い浮かべたのは流水大説。舞城は『九十九十九』書いてるし、両者とも確実にポスト麻耶世代だよね。総裁が遂に!って感じで微笑ましかったな。

2014/10/22 17:47

投稿元:ブクログ

どんどん主人公に共感できなくなってく。好みではなかったけど、続きが気になって夜が明けても読むのを止められない本だった。

2014/08/28 20:21

投稿元:ブクログ

やっぱり麻耶雄嵩はすごい・・・
「神様ゲーム」を読んで無ければ、というのではなく
麻耶雄嵩を知ってる人でなければこの凄さは分からないのかなとも思う。
知っていてよかった。

2016/02/17 00:50

投稿元:ブクログ

神様ゲームの続編ですが、話の繋がりはほぼないのでこちらから読んだとしても問題はないと思います。
連続短編集で、毎回誰が犯人かが一行目から神様によって教えられその人物のアリバイを崩したり調べたりするという異色のミステリ。
読み始めは、前作のほうが良かったかなぁインパクトがなぁとか思ってたんですが『バレンタイン昔語り』以降の怒涛の展開が良かったです。
最後の方はなんだか切ないし、最後の最後はやっぱりめちゃくちゃ後味悪い…。
こういうのがなんだかんだ好きで癖になっちゃってるのでいいんですが、やっぱり人によっては嫌だろうなーと…。
摩耶先生のはどれもそんな感じですが…。

2016/09/09 00:09

投稿元:ブクログ

こんなミステリは読んだことがない、この後どうなるのか…、神様という存在が新鮮なストーリーを生み出し、なにか小説を手にしてしまったのではないかと、ドキドキさせられました。
神様を疑い、信じ、一筋縄ではいかないと思い知らされ…結果、、、確かにそれが一番の神様への対抗手段なのかもしれないと思わされた。

一応前作が有るらしいですね、読み終わってから知りましたが特に問題なかったです。

2014/11/30 23:38

投稿元:ブクログ

「犯人は◯◯だよ」こともなげに神様は口にする。それは、絶対の真実。
俺のクラスには神様がいる。転校生の鈴木はイケメンで頭が良くてスポーツ万能。しかしそれだけでなく、鈴木は全てを見通す力を持っていた。リコーダー泥棒やバス事故などを見通し、解決した。クラスの人間はすっかり鈴木を神様と信じ、信奉していた。しかし俺は鈴木の力には懐疑的だった。だから最近起きた殺人事件の犯人を訪ねてみたのだ。神様はあっさりと告げる、犯人の名を。

神様の鈴木くんが犯人を名指しするところから始まる連作短編集。身近で事件起きすぎだし果てしなく後味悪い。話も解決しているのかいないのかはっきりしないパターンの方が多い。それなのになんとなく引き込まれて読んでしまった。

2014/11/26 19:28

投稿元:ブクログ

自分は神様だという、鈴木くんの
「犯人は○○だよ」
で始まる、連作短編集。

少年探偵団たちが、それが正しいのか、探っていくんだけど、

これ、小学生の設定じゃなくても
よかった気が。
小学生が、小難しいセリフで理屈こね繰り回すのがいいって人もいるのかな。
そこにリアリティは求めないけど
小学生じゃなきゃいけない理由も感じないな。

あと、最後のどんでんがえし?も
どーでもいーでしょっていう感じで
これやられちゃうと
じゃあ、今までのこねくり回した理屈は
どうなんねん!!
てなりました。

2015/01/11 11:58

投稿元:ブクログ

いろいろと衝撃的だった「神様ゲーム」の続編。
今作も神様こと鈴木君が登場し、一言目から犯人の名前を言い放ち、犯人は本当にその人なのかを主人公と久遠小探偵団が突き止める、という流れのお話が6話収められた短編集でした。
1話、2話、3話と物語が進むにつれて、じんわりとした後味の悪さが増してるなぁと思ったのですが、4話から底知れないものが染み出し、5話は始終どんよりとした感じで、最終話を読み終わった後のこの後味の悪さと、スッキリとしない終わり方と、ラストの記号の破壊力と不気味さが実に麻耶さんらしいなと良い意味で思いました。

2015/02/04 01:21

投稿元:ブクログ

最初の一行で犯人が明かされるが、当然そのまますんなりいく訳もなく。とんでもなく扱いづらいであろう神様という存在を意のままに使いこなす麻耶さんが恐ろしい。「バレンタイン昔語り」は至高。

2016/10/23 08:27

投稿元:ブクログ

 『神様ゲーム』に登場した神様・鈴木くんが再び登場。
 前回の小学校から転校してきた、次の小学校が舞台で、鈴木くんはまたも小学生なんですが、前回は自分が神様であることを1人にしか言ってなかったの、今回はクラス中が知ってます。
 クラス中……というか、5年生全体が知ってる。

 前回のほうが死に方とかが残虐だったけれど、今回は死に方はそこまでではないものの、登場人物たちを取り巻く雰囲気が、全体的に不穏というか、嫌な感じ。
 ラストも何かゾワッとする怖さがあった。

 読んでて、いろいろと騙されたというか、どんでん返しみたいな感じで、最後まで目が離せなかった。
 1章だけ読んで寝るつもりが、結局最後まで読んでしまった…。


 てか、登場人物の中心が小学5年生なのに、全然小5らしくない!!
 難しい言葉、使いすぎ!!
 小5どころか、普通の(文学者とか国語の先生とかでない)大人でも使わないような言葉、当たり前のように使ってるし。

 あと、考え方とかも、まったく子どもじゃない。
 相当な社会経験を積んだ大人だよ。

 読んでて、小学生だってことを普通に忘れる。

2014/08/18 22:49

投稿元:ブクログ

「神様ゲーム」続編。前作のネタバレはないけれど、先に前作を読んでおいた方がいいかな。
一行目で判明する犯人。でもそんなのは全然謎の解明にもならず、さらなる謎を生むだけ。しかもあえてそういう物言いをするだなんて、あいも変わらず根性悪な神様です。その根性悪さがまたたまらなく面白いのだけれど。他人事ですからね(笑)。
お気に入りは「バレンタイン昔語り」。最後の最後になるまで事件の構図がまったく読めなかった!

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