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数学文章作法 推敲編(ちくま学芸文庫)

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数学文章作法 推敲編

著者 結城浩

どういうポイントに気をつければ読者の迷いや誤解を生まない文章になるのか、作業はどのように進めれば良いのか。入門書を多数執筆し、読みやすさに定評のある著者が日頃実践している...

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数学文章作法 推敲編

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どういうポイントに気をつければ読者の迷いや誤解を生まない文章になるのか、作業はどのように進めれば良いのか。入門書を多数執筆し、読みやすさに定評のある著者が日頃実践しているノウハウを惜しみなく公開。『数学文章作法』シリーズ第2弾。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.2

評価内訳

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紙の本

タイトルよりも対象は広い本

2015/02/01 13:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あわわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

数学ガールシリーズで有名な結城氏の手による,数学文章作法の2作目。
前著「基礎編」も数学以外の文章に応用が利く一般的な話が多かったが,本作はさらにその傾向が強い。
内容的には,言われれば当たり前の話が大半であるが,これだけの短い文章(本の薄さに驚く人もいるのでは)に,要領よく,かつ実践的な形にまとめあげたのは,読み手のことをよく考えていると思う。
ちくま学芸文庫なので長期間流通が期待できるのもプラスである。

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2015/02/14 23:58

投稿元:ブクログ

「当たり前」をこのように体系立て、人にわかりやすく説明できるということは、高いレベルでの理解が必要であり、大変な技術である。
ボリュームに比して高めの価格設定だが、筆者が長年かけて培ったノウハウの凝縮であり、エッセンスが非常にコンパクトにまとまっているということでは、冗長で分厚い本よりも価値があるといえる。
「作業ログ」の具体例が別途Webにでも紹介されているとすごく参考になると思う。
聞いて(読んで)みれば当たり前だが、当たり前を毎回・繰り返し実行出来ているかが重要である、という、マスターキートンの誘拐回避レクチャーを思わせるような一冊。

2014/12/19 18:29

投稿元:ブクログ

自分で書いた文章を正確で読みやすい(自分の考えを読者に正確に伝えられる)文章に書き直す方法について懇切丁寧に説明する本。<読者のことを考える>という大原則を柱に、どう推敲して文章をよくするかを解く。
わたしの学生時代は木下是雄さんの『理科系の作文技術』(中公新書)がバイブルだったな、と思い出しつつ読もうと思う。

2014/12/20 19:35

投稿元:ブクログ

文章の推敲に焦点をあてたユニークな本です。
文章の分岐を無くし、読者が迷わないようにしようという指摘など、とてもよい指摘がたくさんあり、ビジネス文書や論文などを推敲する時に役に立つと思います。

しかし、文例が悪いです。
数学にこだわらず、テーマに即した文例を持ってくるべきと思いました。
また、たとえば、「の」について68ページと88ページで語っていたり、日本語として変なところがあったり、読者から反論を受けそうな部分?について「~かもしれない」とすることで、反論を封じたりしているので、かえって窮屈な印象を受けました。

2014/12/14 17:34

投稿元:ブクログ

「基礎編」と「推敲編」を分けたのはよいアイデアだと思う。かつ、私は「推敲編」の方が潜在的ニーズが高いと思っている。この本は「推敲編」に期待する内容を十分盛り込んでくれていた。

文章をさほど書いたことのない学生や若手社会人と、メールやら報告書やらで否応無しに文章執筆の経験を積んだ研究者・社会人とでは、同じ「文章作法」といえども力点が変わる。
特に後者には、今更「句読点や『てにおは』の使い方」は不要で、むしろ自己流で書いてきた文章をブラッシュアップする、まさに推敲のコツが必要になる。
一方で、一般的な文章技法の本は、前者である文章初心者向けの説明にウェイトがかかりがち。中級者向けとも言える推敲の技術については、言及している本も増えてきているとはいえ、総花的な心得に言及しているだけだったり、抽象的すぎて実際に文章をどう直すべきかのイメージがつかないことが多い。

推敲の技術は、なかなか形式知化しにくく、文章にまとめにくいのだとは思う。一方で「文章技法の本」を買う人の半分は、むしろこちらの推敲の技術を期待して、そして少々がっかりするというケースが多いのでは。
こちらの本は、推敲の心得の話も残しつつ、できるだけ具体的な文例を使って推敲のポイントを説明してくれている。
特に私は、部下や他の人の文章をレビューすることの多い立場なので、「なーんか分かりづらいから、直し方を指示してあげたいけど、どうやって具体的にフィードバックしたものかね」と考え込むことが多かった。考え方を整理して、明日から早速生かしてみようと思う。

2015/04/13 20:08

投稿元:ブクログ

基礎編と同様に著者の主張する「読者のことを考える」という言葉に全てが集約される。
そして、この本自体が「数学文章作法」のテクニックが詰まった書籍であることで、
二重に得るものがある。

基礎編では書くことに主眼を置いていましたが、
推敲編では書きなおすことに主眼を置いています。

筆者がプログラミングが得意、ということもありその文章内容はどことなく

・リファクタリング
・保守性、可読性の高いプログラム

を連想させます。

例えば

・長い文章を短くする
・語句の吟味
・専門用語
・著者の帽子、読者の帽子
・レビュー



・長いメソッドを短いメソッドに分割する
・命名重要
・ユビキタス言語
・実装の帽子、リファクタリングの帽子
・コードレビュー

のように連想できます。

上記のように本書の説明が一番響きやすい層は
ソフトウェア開発者なのかもしれません。