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桜の下で待っている

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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/05/22
  • 販売開始日:2015/05/22
  • 出版社: 実業之日本社
  • ISBN:978-4-408-53664-4

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桜の下で待っている

著者 彩瀬 まる

面倒だけれど愛おしい――「ふるさと」をめぐる5つの物語。桜前線が日本列島を北上する4月、新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行先で待つものは――。婚約者の実家を訪ねて郡山...

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商品説明

面倒だけれど愛おしい――「ふるさと」をめぐる5つの物語。桜前線が日本列島を北上する4月、新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行先で待つものは――。婚約者の実家を訪ねて郡山へ。亡くなった母の七回忌に出席するため仙台へ。下級生を事故で亡くした小学4年生の女の子は新花巻へ。実家との確執、地元への愛着、生をつなぐこと、喪うこと……複雑にからまり揺れる想いと、ふるさとでの出会いをあざやかな筆致で描く、「はじまり」の物語。ふるさとから離れて暮らす方も、ふるさとなんて自分にはない、という方も、心のひだの奥底まで沁みこむような感動作。

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みんなのレビュー56件

みんなの評価3.9

評価内訳

2015/05/27 20:46

投稿元:ブクログ

わたしは断然モッコウバラ! きれいなワンピースを見せに行きたいって気持ちが全体の8割だもんね。
この方、はじめて読んだけど優しくって、ぶすぶすしてどうしようもない時にまた読みたい。

2015/11/18 17:03

投稿元:ブクログ

+++
面倒だけれど愛おしい――「ふるさと」をめぐる5つの物語

桜前線が日本列島を北上する4月、
新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行先で待つものは――。
婚約者の実家を訪ねて郡山へ。亡くなった母の七回忌に出席するため仙台へ。
下級生を事故で亡くした小学4年生の女の子は新花巻へ。

実家との確執、地元への愛着、生をつなぐこと、喪うこと……
複雑にからまり揺れる想いと、ふるさとでの出会いを
あざやかな筆致で描く、「はじまり」の物語。
ふるさとから離れて暮らす方も、ふるさとなんて自分にはない、という方も、
心のひだの奥底まで沁みこむような感動作。
+++
表題作のほか、「モッコウバラのワンピース」 「からたち香る」 「菜の花の家」 「ハクモクレンが砕けるとき」
+++

東北新幹線で北へ向かう人たちと、それぞれの家族の事情、幼いころの思い出とこれからのこと。懐かしさ、覚悟、複雑な思い、さまざまな思いを抱えて故郷に帰り、そこで何かを得て、いまの居場所に戻っていく。そしてそんな人たちを見守る車内販売の女性たちのまなざし。なんとなく故郷の懐かしい風景を観に行きたくなるような物語ではあるのだが、個人的にはどことなく物足りなさを感じてしまう一冊でもあった。

2015/05/10 01:57

投稿元:ブクログ

ふるさと・家族にまつわる5つの短編集。
どれも花の香りを感じる温かな作品。私はやはり表題作の『桜の下で待っている』が一番好きです。私自身、主人公と同年代、両親が不仲で弟がいる身なので感情移入しすぎてボロボロ泣いてしまったけれど、この本を読んで気付けた思いがありました。私も誰かの故郷になれたらいいな。

2015/06/21 17:00

投稿元:ブクログ

舞台は春、東北新幹線で故郷に帰る人たちと、乗組員の家族の連作短編。

初読みの作家さんでした。
ふんわり優しい話が、読みやすく、好みです。

故郷に帰るのって、嬉しかったり、ちょっと面倒だったり、気持ちはいろいろ。
でも、帰りには、行って良かったと思える、そんな話に共感しました。

婚約者の親に会いに行く『からたち香る』、両親を亡くした兄弟の話『菜の花の家』が良かった。

2015/04/16 11:18

投稿元:ブクログ

短編5作。
モッコウバラ、からたち、菜の花、ハクモクレン、桜。
とても春らしい作品。
帰れる場所があるって、ほんとうに幸せなこと。

2015/11/07 00:40

投稿元:ブクログ

東北新幹線で北へ向かう人たち
車内販売のひとりの女性が全ての話に登場する5編の短編集。

帰省、婚約者の家へのご挨拶、結婚式など様々な用事で北へ向かう。不思議な話もあったが、どれも郷愁を誘い、ほっとするような話だった

2015/05/18 20:32

投稿元:ブクログ

短編集5編
宇都宮、郡山、仙台、花巻そして東京。東北新幹線の駅に降り立つそれぞれの家族の在り方。表題作「桜の下で待っている」の新幹線のアテンダントの目が優しい。幸せとは言えない子供時代をどこか引きずりながらも新しい家族の形に向かう姿に、そっと幸せにねとささやきたい感じがした。

2015/10/09 21:41

投稿元:ブクログ

東北新幹線を舞台にした短編集。東北満載の内容で、特に仙台は特に私にとっては想像しやすく、とても身近に感じた。
この作家さんにしては珍しく、花巻が舞台の話はファンタジーっぽくて意外だった。
親の離婚のせいで自身の結婚に踏み切れない弟に、新幹線で販売員をしている姉が、利用客の様子から帰る家や故郷があることの良さも悪さも感じとって語るところがすごくよかった。

2015/05/03 06:56

投稿元:ブクログ

東北新幹線
宇都宮、福島、仙台、花巻で一話ずつ。
それぞれの花の匂いと風景が優しくて、切ない。

『新しい、きれいなワンピース着て誰かに見せたいやんて、もう長い間、考えたこともなかったんだ』

2015/08/07 23:36

投稿元:ブクログ

新幹線で故郷へ向かう5人の男女。それぞれ違う想いを抱きつつ、それでも向かったその先での人々のいとしさに満ちた短編集です。

ふるさとや田舎というものを美化するつもりはないけれど、日常から少し離れているその場所では、懐かしさといとしさ、そして自分が今大切な人に囲まれていることを改めて気づかせてくれる場所でもあるのではないかな、と思えたのでした。

その場所の人たちとのささやかな交流を通して、小さな決意をしたり、あらためて恋人への想いを強くしたり。自分のいない、けれどつながりのある場所は、どこか心のよりどころとして、持っておきたいものだなあ、と思えました。

そしてさらりと通り過ぎていた新幹線の売り子のお姉さんが最後の登場が心憎い構成。彼女こそ、ふるさとへ往来する人々の、ほんのひととき、一瞬だけのかけがえのない「ふるさと」のようなあたたかな存在…でもあるのでしょう。

2015/06/11 22:22

投稿元:ブクログ

ふわっと、してた。

東北新幹線と、お花が絡むお話。

着地点が、よかった。と、思える。
短編集。

2015/07/12 15:36

投稿元:ブクログ

【収録作品】モッコウバラのワンピース/からたち香る/菜の花の家/ハクモクレンが砕けるとき/桜の下で待っている

2015/08/01 11:06

投稿元:ブクログ

モッコウバラのワンピース
からたち香る
菜の花の家
ハクモクレンが砕けるとき
桜の下で待っている 
5編の短編集。

田舎のしきたりとか親戚づきあい
リアルに憂鬱になるよねー。
あぁ、めんどくさい、とも思うが。
よりどころでもある。

2015/04/10 09:45

投稿元:ブクログ

やっぱり大好きだなー、彩瀬さんの描く世界、紡ぐ言葉たち。
東北新幹線に乗って北上する5つの物語。栃木、福島、宮城、岩手、そしてその東北を行き来する新幹線車内で働く女性。
初めのモッコウバラのワンピースがすごく好き。
祖母が運命的な出会いをして若い男と再婚し、遺産相続の問題とかで家族間に亀裂を入れ、それでも若い男と一緒になることを選んだのに、不慮な事故で五年と持たなかった。そんな祖母が語り手の母に当たるひとに
『新しい、きれいなワンピースを着て誰かに見せたいなんて、もう長い間、考えたこともなかったんだ』ってそう語ったシーン。めっちゃうるってきた。大人になったって、お婆さんになったって、死んでしまったって、その人たちは必ず少女だったんだよね。そしてわたしも。

2016/03/15 20:02

投稿元:ブクログ

面倒だけれど愛おしい。「ふるさと」をめぐる5つの物語。
桜前線が日本列島を北上する4月、新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行先で待つものは。
実家との確執、地元への愛着、生をつなぐこと、喪うこと……
複雑にからまり揺れる想いと、ふるさとでの出会いを
あざやかな筆致で描く、「はじまり」の物語。
(アマゾンより)
~~~~~~~~~~~
東北新幹線・故郷にまつわる短編連作。
彩瀬まる氏の本は2冊目。好みです。女性らしい文章と・・・
R-18文学出身だからかな?いきなりセックス云々という言葉がでてきたり(苦笑。でも、もゥオバハンなので、そういうのスルーできるんで、気になりません。)

彩瀬氏=1986年生まれということですが、イメージとしてはもっと、だいぶ年配の女性が描きそうなイメージです。読者層も、40代以降の女性がターゲット、かな。
アマゾン紹介で「実家との確執」とありますが、確執さえも、彩瀬まる氏が描くとやさしく癒されます。




著者の「暗い夜、星を数えて」が読みたいです。
(図書館で予約待ち中)。