- 販売開始日: 2015/06/01
- 出版社: 本の雑誌社
- ISBN:978-4-938463-87-8
お母さんは「赤毛のアン」が大好き
著者 吉野朔実
本は心のごちそう。さまざまな分野の本を、マンガ形態でさまざまな楽しいエピソードを盛りこみながら親しみやすく紹介。本を生活の中の一場面において、ストレートな感性で綴る。『本...
お母さんは「赤毛のアン」が大好き
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商品説明
本は心のごちそう。さまざまな分野の本を、マンガ形態でさまざまな楽しいエピソードを盛りこみながら親しみやすく紹介。本を生活の中の一場面において、ストレートな感性で綴る。『本の雑誌』『ユリイカ』連載の単行本化。
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もっと本を読みたくなる本。
2020/03/28 21:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なまねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本にまつわる諸々についての活字多めのコミックエッセイ。
取り上げられた本を一部あげてみる。
「偶然の音楽」ポール・オースター
「神聖喜劇」大西巨人
「最後の物たちの国で」ポール・オースター
「月と六ペンス」S・モーム
「一人の男が飛行機から飛び降りる」バリー・ユアグロ―
「中くらいの妻」日本エッセイスト・クラブ編
「変身」フランツ・カフカ
「よいこのめばえ」鎌田崇太郎
「発作的座談会」椎名誠他
「アインシュタイン博物館」杉本賢治
「赤毛のアン」モンゴメリ
「不思議の国のアリス」ルイス・キャロル
「秘密」東野圭吾
「新解さんの謎」赤瀬川原平
その他多数
本の話だけでなく、歌人の穂村弘など、作者の交友関係や家族との関係性も描かれているのが面白い。
本好き魂をくすぐる一冊
2002/05/14 11:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぐりぐら - この投稿者のレビュー一覧を見る
少女漫画家として活躍している著者の,本に対する思いが込められたエッセイです。
繊細…という言葉がぴったりあてはまる漫画の世界を持つ作者ですが、扱う本の題材はバラエティーに富んでいました。
漫画をからめながら、周囲の本好きの知人のエピソードをからめながら、“月と六ペンス”や“アインシュタイン”モノ、“不思議の国のアリス”にまつわる思いを淡々と語ります。
本に対する思い入れが本当に良く伝わってきて、本好きならでは!のエピソードが心をくすぐります。
“私はこれを読みきった!自慢”など、いちどしてみたいと思いませんか?
本離れといわれる世の中、なかなか読書で盛り上がれる機会がなくて、うらやましい限りです。
なかでも心に残る一言は“本を読まない人間は、信用できない。本を読まない人間は面白い?”でした。
そうよね、そうよね…と共感する部分が沢山あって,うなずきっぱなしです。
守備範囲は違っても、読書好きのひとにはたまらない一冊です。