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脳は「歩いて」鍛えなさい
著者 大島 清
若いとは、脳が若いことです。また、脳が若いと、イキイキ行動するから、さらに脳が若くなります。こんな良い循環を生み出すのが、二本足をもった人間の「歩く」という行動。歩くとそ...
脳は「歩いて」鍛えなさい
脳は「歩いて」鍛えなさい (WIDE SHINSHO)
商品説明
若いとは、脳が若いことです。また、脳が若いと、イキイキ行動するから、さらに脳が若くなります。こんな良い循環を生み出すのが、二本足をもった人間の「歩く」という行動。歩くとそれまで眠っていた脳が、活発に活動を始めます。脳が活発に活動を始めると、気分がよくなるから、もっと歩きたくなります。最初の一歩を踏み出せば、あとはどんどん楽しくなります。この楽しい「脳の報酬行動」の結果、脳はもっともっと歩きたくなり、ますます元気になります。ポイントは「楽しく歩く」というところ。脳を活性化する「楽しく歩くコツ」を本書で紹介します。
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紙の本
本能から思考へのアプローチ
2010/02/14 00:53
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セカンド・プラン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「頭の同じ部分で考えているだけなのだ。堂々めぐりとはこんな状態のことだ」著者によると人の脳は三層構造だそうだ。生命維持の脳幹、本能の大脳辺縁系、そして考える脳である大脳新皮質。堂々めぐりはこの大脳新皮質でおこる。ちなみに本脳を創造性に発展させるのも大脳新皮質だそうだ。
そこで、歩くことで筋力を動かす大脳辺縁系から大脳新皮質にアプローチしようというのが本書のテーマだ。
なるほど(歩こうと考えて行動するのが一般的だが)体を動かして思考にフィードバックする方法も、たしかに有りだ。
しかも、そこは感情をも左右する大脳辺縁系。直接、筋肉を動かすことによってそこを活性化すると、気分も変わってくるから不思議だ。
考えにつまったとき、むしゃくしゃしたとき、つまらないとき、まず理屈抜きで大脳辺縁系を快の状態にもっていく。「歩く」ことの効用はそこにあると読み解くことができた。