電子書籍
龍は微睡む
著者 真堂樹 (著)
四龍島(スーロンとう)は、その名のとおりに『青龍(チンロン)』『白龍(バイロン)』『朱龍(チューロン)』『黒龍(ヘイロン)』と呼ばれる四人の主が統治する島。白龍市の後継者...
龍は微睡む
竜は微睡む (コバルト文庫)
商品説明
四龍島(スーロンとう)は、その名のとおりに『青龍(チンロン)』『白龍(バイロン)』『朱龍(チューロン)』『黒龍(ヘイロン)』と呼ばれる四人の主が統治する島。白龍市の後継者・マクシミリアンは、妾腹の生まれゆえに『半龍(ハンロン)』と呼ばれ、侮られていた。しかし、歓楽街『花路(ホワルー)』の頭・飛(フェイ)は、彼の瞳に常人とは違うものを感じる。二人が出会うとき、運命は鮮やかに輝きはじめる。疾風怒涛のカンフーアクション!
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真堂樹先生の作品で一番大好きです。
2020/01/30 21:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:幾久 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作品によってかなり文体が異なる人ですが、その中でもこの四龍島シリーズをオススメしたいです。
徐々に明かされていく登場人物の関係性、ギリギリの掛け合い、緊迫した雰囲気でハッピーエンドを目指せるのか……。
おそらく最初は読み切りのつもりで執筆されていたと思うので、最初のこの1巻だけでも収まりがよく、世界観を理解できるかと思います。お試しに是非手に取っていただきたい1冊です。
紙の本
緊迫感がなんともいえずにいいです
2002/04/03 00:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紅猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
白龍市の色街=花路(ホワルー)を仕切る頭・飛(フェイ)は、白龍市の後継者・マクシミリアンと出会う。マクシミリアンは噂では「半龍」などと侮られているのだが、実物はわざとできそこないを装っているように飛には思えて…。街を治めようともしないマクシミリアンをやる気にさせようと必死に駆け回る飛。それに対しマクシミリアンは、私に期待するなと飛を突き放すが、それでも追っていく飛…。
漆黒の髪と瞳、美人で華奢なのに優雅で強い飛。花路の頭だけあって皆に慕われる真っ直ぐな性格は読んでいてかっこいいです。銀色の髪と瞳、美形のマクシミリアンは、みごとに性格捻くれていて、皮肉屋。そんな飛とマクシミリアンが話すときの緊迫感がなんともいえずにいいです!
紙の本
美青年満載中華風ファンタジー
2002/07/20 07:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よの - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやあ、楽しいです。この本、女の子にはたまらないでしょう。
小道具や舞台設定などありとあらゆうところで中華風な味付けがきいていて、中華風ファンタジーの醍醐味が味わえます。しかも美青年満載。大変おいしいです。
長身に長い銀髪。酷薄な銀の瞳で何事も興味なさげに見やる「白龍」ことマクシミリアンは、西洋風な「本土」に生まれた先代白龍のご落胤(白龍とは舞台である四龍島の西の自治区の名であり、そこを治める者の呼称でもある)。
純粋四龍島出身でないために、周囲からは半龍と言われ侮られていますが、その実相当な切れ者。でも、島をよくしようだとかそういうようなやる気は全くなし。何事にも興味薄。そんな彼が唯一興味を示すのが、主人公の飛(フェイ)。
飛は、白龍市の色街「花路」の束ね役で白龍市を心底愛する青年。色町の束ね役という割には、華奢な美青年で、腕は恐ろしいほどたつものの、ほとんど色町の猛者のアイドル状態。
こんな二人が出会い、飛の反発やらマクシミリアンのいけずやらで、互いの関係はこんがらがり、内乱やら何やら、事件もあれこれ。
とはいえ、一見複雑そうなのに、読み始めたら一息に行けます。この作者大変に筆が達者で読み手をすんなり複雑な世界に馴染ませ、そして決して飽きさせません。
両親が分からない「飛」の出生にかかわる謎やら、本土も絡んだ他市との内紛あれこれやらがこの先展開していきますが、まずはこの1冊。
マクシムと飛の微妙な関係に「萌え」られれば、その先楽しく読めること請け合いですが、そうでなくとも充分面白いです。
紙の本
始まり
2001/11/13 00:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:月原流音 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の活字中毒は、はっきりいってこの本に出会ったことによって始まりました。登場人物のほとんどが、中国服を着ているこの世界、中華好きにはたまりません!! 美形しか住めない真堂樹ワールド、皆さんもいかがですか?