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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日:2011/06/03
  • 出版社: 新潮社
  • ISBN:978-4-10-116758-9

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一般書

電子書籍

風が強く吹いている

著者 三浦しをん (著)

君だったのか、俺が探していたのは。走れ、「速く」ではなく「強く」。目指すは箱根駅伝――!! 走るために生まれながら、走ることから見放されかけていた清瀬と蔵原。2人は無謀に...

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風が強く吹いている

税込 902 8pt

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商品説明

君だったのか、俺が探していたのは。走れ、「速く」ではなく「強く」。目指すは箱根駅伝――!! 走るために生まれながら、走ることから見放されかけていた清瀬と蔵原。2人は無謀にも陸上とは無縁だった8人と「箱根」に挑む。走ることの意味と真の“強さ”を求めて……。箱根の山は蜃気楼ではない。タスキをつないで上っていける、俺たちなら――。直木賞作家の本領全開、超ストレートな大型青春小説。

著者紹介

三浦しをん (著)

略歴
1976年東京生まれ。「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞、「舟を編む」で本屋大賞を受賞。

掲載中の特集

感動する本をテーマに10作品以上をラインナップしています。ほかにもhontoでは無料の本を集めた無料漫画特集無料男性コミックを展開しています。

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みんなのレビュー1,222件

みんなの評価4.6

評価内訳

紙の本

『速さ』ではない『強さ』とは?

2010/12/22 18:09

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品の前評判として、大学陸上の花形競技である『箱根駅伝』に陸上未経験者も込みで、
たった10人で挑戦すると言う、大まかな粗筋を聞いて、『果してどのようなメンバーが集まるのが?』

非常に興味深く思った。こんな、突拍子もない計画を立てたリーダーは四年の清瀬灰二(ハイジ)。
運命はハイジが偶然、万引き犯として走って来た走(かける)の天才的走力を目撃した事から始まる。

ハイジは自転車で走と並走し、自らの住むアパート、竹青荘(通称アオタケ)へと連れていく。
ハイジと走を含めアオタケの部屋数は九室、住人は全部で十名。駅伝を走るのに必要なギリギリのメンバーだ。

まずは城太郎と、城次郎の双子。縮めてジョータとジョージ。彼らがルームシェアをしてくれたお陰で、
駅伝に必要な頭数が揃ったことになる。火事と間違えられる程のニコチン中毒者が、ニコチャン先輩。

四年のハイジよりも上級生だったはずが、いつの間にか、下の学年になってしまったらしい。
その向かいの部屋に住んでいるのが三年の時点で既に司法試験に合格済みのユキ。

そして、自己鍛練を理由に風呂場の電気を消し入浴するのが、黒人留学生ムサ。
それから、クイズ番組を偏愛する様を揶揄して命名されたキング。キングと行動を共にするのが、

郷里の山奥で『神童』と呼ばれていたらしい神童。変わり者が揃ったアオタケの中でも、
極めつけに変人なのが、自室にうず高く積み上げた漫画の本と共に寝起きし、

走が越してきてから二週間たっても走の存在に気付かないで居た、通称『王子』。
ハイジは、住人全ての前で高らかに、『この十名で箱根駅伝に出場してみせる!』と宣言する。

驚愕するメンバーたちをよそ目に、あの手この手を使い分け、結局メンバー全員から
出場に向けての約束手形を取りつけてみせるのだから凄い!何より、この強烈な魅力を有した十名の存在感が、

圧倒的にリアルであるからこそ、気付けば読み手は、この破天荒とも言える筋書を、
手に汗握って応援する事が出来るのではないかと思う。そう、何よりメンバーの個人差

(走ることがいやでいやでたまらないらしい王子。)等のディテールが念入りに描かれているので、
自然と一人ずつ、メンバーへの愛着が沸くのだ。とは言え、箱根駅伝までの道程は長くて険しい。

何せ、ハイジと走以外は素人達の集まりなのだから。走は最初の記録会で高校時代のチームメイトから
『せいぜい仲良くかけっこしてろよ』と罵声を浴びせられたり、箱根駅伝三連覇中の大学のエース

(ハイジの過去を知っていそう)の走りに、王者の貫禄を見せ付けられたりで、自分の走りを見失ってしまう。
結果として、走の中にある鬱屈した速さのみを求める思いは苛立ちとなって、

アオタケの面々との喧嘩騒ぎを巻き起こす有り様だ。騒ぎの後、走はハイジから、
俺たちは、『強い』と称されることを誉れにして、毎日走るんだ。

と走者としてのターニング・ポイントとなる考え方を教えられる。
そしてチーム・アオタケは結束力を増し、夏を越えて駆けて行く。

このチームの伸び方は見ていて実に清々しい。箱根に向け、駅伝に向けて、
一致団結していく情熱に一点の濁りもないからだ。そして、遂に箱根駅伝本番の日を迎える。

十人で作りあげる巨大なレース、走たち十人のランナーは、どのようなレースを見せてくれるだろうか?
駅伝を走るランナーそれぞれの、息づかいや、各人の思惑等、

レースさながらの臨場感をタップリと味わって下さいませ!
正月の箱根駅伝に興味が出ることうけあいです!!

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紙の本

走る姿の美しさ

2009/07/20 21:16

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:仙人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は、映画よりも、テレビよりも、本を読むほうが、より臨場感を感じます。自然に入っていくものよりも、自分の意思で読まなければ、伝わってこないもの。そちらのほうに、より臨場感を感じます。
この小説は、走ることがテーマです。
走る姿の美しさ。自分で映像を見るよりも、三浦さんの書かれた美しさを、自分の脳の中で、映像化しても、映像化できない美しさ、そこに、わたしはため息をつかされます。
一度、読み始めたら、読むことをやめることができません。
才能に恵まれた天才と普通の人。
どちらも、素晴らしい、そのことを教えてくれます。
こんな素晴らしい小説に出会えた幸福に感謝します。

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紙の本

読後にシューズを買ってしまった

2016/05/03 10:29

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あんみつこむすめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白すぎて、一日で一気読みしました。
ここまで早く読めた小説はないと思います。
そして、自分でも走りたくなって、
実際にシューズまで買って、走ってきました。
それくらい影響があります…
あと、この本を読んでから、毎年箱根駅伝を見るようになりました。

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紙の本

それぞれの思い

2016/09/23 18:12

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る

小学生の時、走るのが苦手で嫌いだった私は、箱根駅伝はつまんないなーと思っていました(すみません)。
でも、この本と中学の時に出会って、180度箱根駅伝観が変わりました。毎年、箱根駅伝が楽しみになったんです!!
この本は、それこそ十人十色のドラマがあって、それぞれたすきに乗せる思いがあって、心打たれます。みんながみんな天才じゃないところもすごくいいです。
箱根駅伝好きな人はもちろんですが、箱根駅伝見たことない人、TVで見たらチャンネルを変えてしまう人全員に読んでほしいです!!!

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紙の本

最高の青春小説はこれだ

2015/10/18 03:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

走りに興味がなかったので、ずっと後回しにしていた。けれどその考えは間違っていた。気づけば葉菜子と一緒に涙を流し応援し、王子の成長に歓喜し、走の走りに必死に追いつこうと躍起になっていて。清瀬の最後の意地、わたしでもきっと貫き通すだろうな。箱根駅伝をまともに見たことはないけれど、そうだよなあ、華やかな舞台の裏にはいろいろなドラマがあって然るべきだよなあ。たった1年でこんなにうまく事が運ぶなんて、そこは小説だからこそだけれど、でもできなくもないかもと思わせる竹青荘の住人たち。文句なし最高の青春小説でした!拍手!

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紙の本

青春

2020/11/19 00:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドーズ案 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ザ・青春!!!描写が素晴らしい、没頭してしまい気づいたら朝4時。駅伝については全く興味も、知識もなかったがこれを機会に一度テレビで見てみようと思うほど

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紙の本

感動しました。

2020/09/21 10:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:沖田圭介 - この投稿者のレビュー一覧を見る

NHKサンデースポーツ2020で紹介されて読みました。
箱根駅伝を目指しての物語でした。
主人公「走」と「ハイジ」との出会いから始まり,下宿の「竹青荘」のメンバーの出会いによる物語であった。
最初は,どのような展開になるかと思い読んでましたが,まさか「竹青荘」の住人10名が箱根駅伝を目指す展開になるとも思わず,ましてやほとんどが陸上初心者で挑戦するとは思いませんでした。
当初は,メンバーは気持ちもバラバラであったが,次第にお互いの意識が変わり,駅伝予選会の参加し通過し,本戦出場となり,竹青荘の近くの商店街の人や大学の協力により大会本番へ。
ただ,補欠もなく10名で臨む無謀な展開は予想もしなかったです。
結末は,最後まで読んでください。
絶対に感動します。

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紙の本

何度でも読める。

2020/06/15 22:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:んきょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

箱根駅伝に挑んでいく大学生の物語です。というのも、部の人数は替えのきかない10人だけ。さらにその内の8人が初心者。部と呼べるかも分からない「寛政大学陸上競技部」は、崖っぷちのメンバーで箱根駅伝出場を目指します。

個性溢れるメンバーたちが、一体どのようにして実力をつけていくのか。何を思って襷を繋ぐのか。わくわく・はらはらして、ページをめくる手が止まりませんでした。購入してから5回は読みました。何度読んでも飽きません。是非。

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紙の本

再読にも再再読にも耐える、すごい物語だとおもう。

2020/06/03 22:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

好きな一冊でもう何度も読んでいる。そして何度目でも、冒頭の美しいフォームで走る万引き青年を自転車で追う男が、その万引き野郎に発した「走るのが好きか?」というストレートな問いかけにいきなり目頭が熱くなる。その後も読み進むたびあちらこちらで、目が潤む。
私をそんな風に涙もろくするのは、「走る」ということを純粋に語る言葉の数々で、たとえば「きみの価値基準はスピードだけなのか。だったら走る意味はない。新幹線に乗れ!飛行機に乗れ!そのほうが早いぞ!」のようなところ。
「走る」行為はそれだけで純粋に意味を持ち、「スピード」とか「記録」は、それを少し補完するものでしかない。なのに、その少しが重視されがちな大間違い。同様のことはこの世の中に多数あって、私はこの言葉の”走る”に変わる、自分の好きなことを入れて考えたりもした。
そうこうして、物語は終盤。箱根駅伝当日、大手町・箱根間を風のように走る10人の心理描写は圧巻で、いろいろ考え涙して読んだすべてを全部脇に置いて、巻き込まれて読了。何度読んでもすごい物語です。

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紙の本

それぞれの心境

2019/09/24 13:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

それぞれの区間を走りながらの心境がとても良かったです。特にキング。多分このメンバーの中で一番人気がなさそうなんですが、こんなこと思っていたのか!と愛おしくなりました。具合が悪くなりながらもタスキを繋いだ神童、受け取る仲間達、胸が熱くなります。

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紙の本

風が強く吹いている

2019/03/08 01:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みほりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメで見て先が待てなくて原作を手にしました。
一人一人のキャラが個性的でそれぞれの気持ちを丁寧に追いながら、仲間との絆とそれぞれの箱根駅伝を通して自分と向き合い挑戦する姿にあつくなります。

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電子書籍

胸が熱くなりました

2019/02/14 20:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ずっと、ドキドキしながら、読み進めました。久しぶりに、心が熱くなる本に出会えました。

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紙の本

その後も気になります

2019/01/17 22:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:may - この投稿者のレビュー一覧を見る

箱根駅伝はテレビで見ては知っていたけれど、
走っている人の感じ方だったり、
風景の見え方だったり、
想像していなかった世界を読むことができて、
とても楽しかったです。

無理とかそんなのどうでも良いです。
これはアリだと思いました!

特別カバー裏のお話も
ほっこり可愛くて大好きです。

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紙の本

もっと早く読めば良かった

2018/11/12 20:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る

親の影響で子供の頃から箱根駅伝を見ていますが走る人の数だけドラマがあります。
テレビ的な思惑でドラマチックに演出されてるかもしれませんが、
泣きながらひとつのチームに肩入れして応援したことがあったのを思い出しました。

この小説もリアルとエンターテイメント、スポ根、絆、友情などが
程よい加減で語られていてグイグイ話に引き込まれました。
物語に勢いもあるのですが、語られる言葉が美しくて、読んでいる間涙が止まりませんでした。
今年読んだ中でベスト3には入ります。

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紙の本

駅伝小説

2017/12/31 16:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さか - この投稿者のレビュー一覧を見る

600ページを越える本なのに、あっという間に読み終えてしまった。
10人の成長に感動しました。
またこの時期に再読したいと思います。

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