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電子書籍
孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第2巻
著者 大鐘稔彦 (著)
当麻の評判は日ごとに高まった。そんな時、近江大の実川助教授から二歳の幼児の「肝臓移植」を手伝って欲しいと頼まれる。一か八か、残された方法はそれだけだった。快諾する当麻だが...
孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第2巻
孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第2巻 (幻冬舎文庫)
商品説明
当麻の評判は日ごとに高まった。そんな時、近江大の実川助教授から二歳の幼児の「肝臓移植」を手伝って欲しいと頼まれる。一か八か、残された方法はそれだけだった。快諾する当麻だが、抜け駆けは許さんとする他の外科医の妬み、手術の失敗を恐れる大学病院の保守的な壁にぶつかってしまう。風前の灯となった生命を前に当麻たちの苦闘が始まる。
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紙の本
医療現場の迫真の描写が凄い。
2021/04/28 23:37
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
医療現場の迫真の描写が凄い。加えて、権威主義や功名心を曝け出す一部の不謹慎医療者の姿や、新しい医療技術のマイナス面を恐れる社会風潮などもきめ細かく取り込まれ、途切れることのない緊張感で読まされてしまう。その中で、患者の命を守る為に最善の方策を淡々と推し進める当麻医師に声援を贈りたくなる。2巻ではその当麻医師を強力に後押しする実川医師の登場で益々その活躍に期待感が募って来る。そんな折、当麻医師の母親が重病に。波乱万丈の3巻に期待大。
なお、難点はやはり専門用語が説明なしで多用されること。結局、専門用語一覧を用意することに。