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孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第4巻
著者 大鐘稔彦 (著)
実川は一躍マスコミの寵児となり、母親と一緒に映る幼児の元気な姿が新聞を賑わした。だが喜びも束の間、容態が悪化していく。この手術の成功に定年後のポストがかかった卜部教授は、...
孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第4巻
孤高のメス 外科医当麻鉄彦 第4巻 (幻冬舎文庫)
商品説明
実川は一躍マスコミの寵児となり、母親と一緒に映る幼児の元気な姿が新聞を賑わした。だが喜びも束の間、容態が悪化していく。この手術の成功に定年後のポストがかかった卜部教授は、最悪の結果となった場合、当麻の手術に原因があったと発表しろと実川に言い渡す。折しも幼児の心臓が停止した。果たして、この小さな命を救うことはできるのか。
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紙の本
生体肝移植の結果が様々な人間の運命に大きく左右する第4巻。
2021/09/30 09:53
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
生体肝移植の結果が様々な人間の運命に大きく左右する第4巻。結果は失敗に終わり、一躍時代の寵児となった実川医師は批判の的に。卜部の国立大手前病院院長の夢も失墜。となるのだが、過程はといえば一喜一憂の連続で十分に楽しめる。しかも、既に当麻医師が台湾に渡ることになる足場を登場させるなど、先への根回しも怠りない。最も驚いたのは、恋をめぐる三角関係の行方だったのだが、なんと当麻←江森京子←青木医師という関係が急浮上して波乱の渦を作り出す。一方、責任者でもない当麻医師がどういう経緯で責任を負わされるのかに関しては、幾つかの布石はみられるがまだ判然としない。予想をどんどん裏切っていく周到な構成・展開にますます興味津々。