- 販売開始日: 2011/03/01
- 出版社: 大洋図書
- レーベル: SHY NOVELS(シャイノベルズ)
- ISBN:978-4-8130-1178-1
獅子は獲物に手懐けられる 【イラスト付】
「他の男を気にしてる場合か? 俺だけ見て……。俺だけ感じていろ」呼吸器内科の医師である鶉井千昭は、ある夜、自宅で突然見知らぬ男に襲われた。それが会員制デートクラブ『Pet...
獅子は獲物に手懐けられる 【イラスト付】
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獅子は獲物に手懐けられる
商品説明
「他の男を気にしてる場合か? 俺だけ見て……。俺だけ感じていろ」呼吸器内科の医師である鶉井千昭は、ある夜、自宅で突然見知らぬ男に襲われた。それが会員制デートクラブ『Pet Lovers』のライオン、蔵王寺真との出会いだった。足首に見えない鎖を繋がれている千昭と、金で愛を売る不遜なライオン、真。千昭の義兄の企みの下、不本意な出会いを果たしたふたりだが、いつしか強く惹かれあうようになる。しかし、ある過去が千昭を苦しめ……。究極ビースト・ラブ!! ※本作は過去に配信していた「獅子は獲物に手懐けられる」に挿絵を加えたものです。ストーリーに変更はございません。
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百獣の王
2021/01/31 06:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「犬ほど素敵な商売はない」を読んだ後に
Pet Lovers がシリーズであることを知りました。
これがシリーズの2
前作読んでなくても読める話になっております。
ちなみに暴力が酷いので、
そういうシーンが苦手な方には今作オススメしません。
ライオンがペットって???・・・って感じではあったのですが
うん、ビーストカテゴリーの男でした。
とりあえず、この作品を一言で言うならば
深見という男がくずというかゲスというか
どうしようもない男でした。
深見によって虐待されている千昭と
深見のよって買われたことにより出会った真
くずな深見がやって結果的に良かったのは
千昭と真を出会わせたことですね
(しかしそれだって酷いことしようと企んでだから
彼の所業が軽くなることはありませんが)
しかもこの男これだけのことしでかして
きちんとした制裁を受けずに終わってしまったのが
ムカつく感じではありますけどね。
これほど人として存在してはいけないと思わせた人物に
久しぶりに出会いました。
とにかく千昭の耐え方が凄すぎて
そこまで耐えなくても・・・と痛々しすぎる。
でもだからこそ、最後のシーンがいきるのですけど
自虐的すぎてすぎるだろうって感じでした。
解決できる手段はひとつしかないと思っている。
封印してはいるが。
そこまで耐える必要はないのではと思いつつ
読んでおりましたが。
でも、そういう千昭の有り様だったからこそ
ラストの彼の中の大勢の叫びのシーンが
すごく胸に迫ってくる。
たくさんの泣き叫ぶ千昭たち。
ここの表現が秀逸でした。
ベランダから飛び降りようとするシーンも切なすぎます。
ゲームの使い方が秀逸。
これは「禁煙ゲーム」あってこそのシーンですよね。
思わず「おお!」って思ってしまいました。
そして
「俺は<待て>の出来るライオンだ」
にはきゅんと来てしまいました。
若干、真が千昭にそこまで添ってくる心の動きが
わかりにくかったところもあるのですが。
そうそう真のお友達のバイク事故の人と
最後のモデルクラブの人は同じ人?違う人?
モデルクラブの友人は倖生だと思うけど・・・
とちょっとぐるぐるってなってしまったりしました。
(バイク事故が倖生だと
大変なことになっているのではなかろうかと
心配になってしまったり)
特に話に祖語を生じさせない
このチラ見せ感は気になります。
それと
別所さんは・・・何者?と最後まで不思議な存在でした。
Pet Lovers他シリーズも読んでみよと思ってます。
Pet Loversシリーズ
2015/11/21 10:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
痛かったけど、とっても良い話でした。
千昭が真に「恋人みたいに抱いてくれないか」と頼んだセリフは泣けました。
ベランダから千昭が真にかけた電話のやりとりも、ボロボロ泣いてしまいました。
最後に千昭が草原で深呼吸出来て、本当に良かった。
Pet Loversシリーズその2
2013/02/24 14:30
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回はPetLoversから派遣されたライオンこと真(攻め)が医師の千昭(受け)と
不本意な出会いをするところから始まります。
このお話、好き嫌いが分かれるでしょうね。
義兄にいいように扱われている千昭に感情移入できるかどうかが、このお話の評価につながるかと。
真はこういう商売をしながらもしっかりと自分を持っている強い、ライオンそのものでした。
千昭は義兄との過去を考えるとその当時はそうするほかなかったのかもしれません。が、
もう三十路間際のいいトシの男なのでもっと早い時期にその関係を見直してもよかったのでは?
なんて、言いたくなってしまうくらいいいように扱われすぎてました。
読み終わってみて義兄って一体なんだったんだろう、って思うくらい理解しがたい人でした。
千昭のことが好きであんなことをしてたのならまだ、分かるような気もしますが、
ただ、傷つけることだけが趣味だったのならうーん、おかしい人?だったのか・・・
ちょっともやーっとした読後感ではありますが、きちんと組み立てられているお話だとは思いましたね。
結構ひどい虐待シーンなどがありますので地雷の方は避けられたほうがよろしいかと思いますよ。
まだシリーズは続きます。
次は「秘書とシュレディンガーの猫」です。
DV不憫受
2017/09/30 15:31
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
DVを受ける不憫受には萌えたんですが、契約とは言え義兄の見ている前でライオン攻が受を抱くというのがちょっと…。
そこは攻が受を抱かずに部屋から連れ出して欲しかったです。
もう少し攻が受に惹かれる場面や心情描写があれば…。
もちろん最終的には助け出してくれるわけですが、その部分だけが唯一にして最大の難点でした。