- 販売開始日: 2011/03/01
- 出版社: 大洋図書
- レーベル: SHY NOVELS(シャイノベルズ)
- ISBN:978-4-8130-1032-6
黄昏に花
著者 樹生かなめ
千代田中央銀行のエリートコースからドロップアウト、子会社のビルカム・チヨダの業務課課長・岩井。特性、不能。癖の強い部下に振り回され、かつてのライバルには嘲笑われながらも、...
黄昏に花
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商品説明
千代田中央銀行のエリートコースからドロップアウト、子会社のビルカム・チヨダの業務課課長・岩井。特性、不能。癖の強い部下に振り回され、かつてのライバルには嘲笑われながらも、毎日を淡々と過ごしている。そんな岩井の前に、エリートコース邁進中、全女性社員の憧れの的・小田原が現れた。しかも小田原から猛烈なアプローチを受けることに!? 熱く迫る小田原も不能には適わないかと思いきや、情熱は増すばかり!? 枯れた男と燃える男の熱い恋の物語登場!!
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枯果てて
2020/11/13 23:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
欲が無くなったら人間こうも枯果てるのかと考えてしまった
池井戸潤の小説ばりの銀行での勢力争い、出世競争に敗れた主人公は、健康も仕事も家庭も失くして、かつてのエリートだった面影もなく部下に舐められ、周囲の人間に馬鹿にされても淡々と生きていく
攻めは現役のエリートで、主人公に一方的にアタック?するのだが温度差が半端ない
どうも主人公のことを考えるとやるせない気持ちになってしまい、勝手な部下たちや主人公に一方的に迫る攻めにも笑えないし、ましてや元ライバルだったり周囲の人間には腹が立つばかりだった
これって続きがあるみたいなのだが主人公は幸せになれるのだろうか
救いのある読んで良かったと思える話になっているんだろうか、不安である
哀愁とか悲哀とか・・・
2012/07/27 15:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品、電子書籍しかないようなのでこちらにレビューします。
少々以前に発表された作品です。
エリート銀行員からドロップアウトした岩井(受け)。
外見は若いが、45歳、×イチで、更に不能・・・
自分でも「枯れた男」と自覚していて、なんだかとても哀愁が漂っています。
そんな岩井に将来有望営業マンの小田原(攻め)から突然の告白。
自分よりも二十歳も若い小田原からぐいぐい情熱的に迫られるのですが、
枯れ果てている岩井はかなりとまどいます。
全体的に恋愛要素はとても低いです。
でもなんだか、なんというか味わい深いなぁと思ってしまいました。
それと、岩井の部署の女性たちがとにかく個性的な面々で滑稽で笑えます。
小田原が岩井のことを「最後まで自分が面倒を見る」と言うくらい惚れ込んで一途なところがほほえましいです。
とても微妙なところで終わります。でも続きがあります。
「黄昏に花が舞う」に続きます。