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裁きの終った日
著者 赤川次郎
大富豪が殺された。一族が固唾を飲んで見守るなか、高名な犯罪研究家が事件を解明しようとした…まさにその時、いきなり「私が殺した」と名乗り出た娘婿が、ナイフで研究家の心臓を一...
裁きの終った日
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裁きの終った日 新装版 (文春文庫)
商品説明
大富豪が殺された。一族が固唾を飲んで見守るなか、高名な犯罪研究家が事件を解明しようとした…まさにその時、いきなり「私が殺した」と名乗り出た娘婿が、ナイフで研究家の心臓を一突きに! この公開殺人を皮切りに、あらゆる登場人物の欲望と打算が渦巻きだす。仕事の失脚工作、浮気の復讐、秘めた恋…そんな中、事件について黙秘をつづける娘婿は、果して真犯人なのか? 赤川ミステリー初期の傑作長篇にして、100万部突破の大ベストセラー、待望の電子書籍化!
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ライトミステリーといえど・・・
2016/07/22 10:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みやすくはあるが、登場人物が多く(しかもほとんどが親族なので、名字が同じでややこしい)、状況を整理できないまま話が進むので、入り込みにくい。
また、結論もかなり疑問。ツッコミどころが多く、理解に苦しんだ。
最後まで殺人事件を「ゲーム」と捉えている探偵。
「ただ、 憎いから殺した」という事実が正当化されていること。
「同じ会社でその日アリバイがなかった人なので」という理由だけで殺されてしまった女性などなど。
「え!?そんな理由でそんなことを?周りは止めなかったの?」と、モラルハザードな世界観に目が点になる。 まあ、実際に起こる事件なんていうものは、こういうものなのかもしれないけれど、小説として読むなら、もっと心情に響くものが読みたいという個人的好みもありますが…。
ライトミステリなのかもしれないが、読みやすさだけではちょっと、楽しめるには限界があった。
また、不要な人物、エピソードが多く、本筋のカサ増しに見える。
もっと短く削って、短編であれば、もう少し、この、キャラのなさ、トリックへのツッコミどころなどが緩和されたかも。