聖断 天皇と鈴木貫太郎
著者 半藤一利 (著)
日露戦争で勇名をはせ海軍大将まで昇りつめた鈴木貫太郎は、侍従長としても天皇の信頼が厚かった。敗色濃い昭和20年4月、鈴木は老齢ながら「最後のご奉公」と総理大臣に就任。徹底...
聖断 天皇と鈴木貫太郎
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商品説明
日露戦争で勇名をはせ海軍大将まで昇りつめた鈴木貫太郎は、侍従長としても天皇の信頼が厚かった。敗色濃い昭和20年4月、鈴木は老齢ながら「最後のご奉公」と総理大臣に就任。徹底抗戦、一億玉砕論渦巻くなか、太平洋戦争に終止符を打つために動く。天皇は「この際、自分のできることはなんでもする」と御前会議で語り、“聖断”により戦争は終わった。平和を希求される天皇と、国家の分断を阻止し、狂瀾を既倒に廻らす大仕事をなす宰相の感動の終戦実録。
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良いですね
2024/11/30 10:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本のいちばん長い日と対をなす終戦ドキュメントです。戦争を始める時は威勢のいいことを言ってる連中の軽挙をなあなあで済ませてたら、簡単に引っ込みがつかなくなり、戦争を終わらせるのはこんなに大変だったと思います。
日本のいちばん長い日と合わせて読みたい
2015/10/29 02:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:swing29 - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田眞人監督「日本のいちばん長い日」は、ドキュメンタリー・タッチの岡本喜八版「日本のいちばん長い日」とは対称的に、鈴木貫太郎首相や阿南惟幾陸将の家族を描いたドラマになっていた。
その鈴木貫太郎の家族関係の部分の原作となるのがこの「天皇と鈴木貫太郎」である。
また、阿南陸将についえてゃ角田房子著「一死、大罪を謝す 陸軍大臣阿南惟幾」を元にしている。
本書と「日本のいちばん長い日」「一死、大罪を謝す」と合わせて読むと、あの綱渡りに等しい終戦決定が如何になされたかがよく分かる。