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世界禁断愛大全 「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛
著者 桐生操 (著)
金髪美少年を愛したせいで破滅した作家オスカー・ワイルド、意外なロリコン遍歴をもつ独裁者ヒトラー、拷問フルコースで街ごと死の沈黙に包んだ暴君イヴァン雷帝、「特に上腕二頭筋が...
世界禁断愛大全 「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛
世界禁断愛大全 「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛 (文春文庫)
商品説明
金髪美少年を愛したせいで破滅した作家オスカー・ワイルド、意外なロリコン遍歴をもつ独裁者ヒトラー、拷問フルコースで街ごと死の沈黙に包んだ暴君イヴァン雷帝、「特に上腕二頭筋が美味」と尋問官にうそぶいた主食=人肉のジェフリー・ダーマー……。タブーを犯す悦楽とはどんなものか? 人類の歴史とともに古くからある、近親相姦、ロリコン、カニバリズムなど<禁断の愛>に身を捧げた彼らの凄まじい生き方。シリーズ史上、最もグロいエピソード満載の傑作人物伝!
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ちょっと、表紙にだまされちゃいますね
2009/08/18 20:40
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
桐生操による、歴史こぼれ話。
うーん。
表紙にだまされた感じがww
取り上げてるのは、ホモセクシャル、近親相姦、ロリーター・コンプレックス、サディズム、カリバニズム。
ホモセクシャルで、カポーティを、ロリーターで、ジョンベネ殺人事件を取り上げてるとこは、今日的であると言える、かな。
が、どれも踏み込みが甘い感じがどうしてもする。
多分、個々のテーマというか、人を掘り下げていくとこの長さでは到底無理なものを無理矢理短くした、浅くした、感じがするからなんだろう。
ゆえに、帯の「禁じられた愛はなぜこうも燃えるのか」という答えは見えてこない。
にしても、人の歴史の中で繰り返し繰り返し表出してくる禁断の愛というより、異常殺人者たち。彼らが道を踏み外していく理由は個々にあるけれど、もっと根の深い処に原因がある気がしてならない。つまり、人の遺伝子の中にそういう類のものがあるのではないかと。
人は、人であるための努力を手放してしまってはいけない存在なのかもしれない。