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一般書

手鎖心中

著者 井上ひさし (著)

材木問屋の若旦那、栄次郎ときたら、いずれ大店を継ぐ安楽な身の上のくせに、他人を笑わせ、他人に笑われ、ちょっぴり奉られもしたいがために、絵草紙の作者になりたいと思い焦がれて...

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手鎖心中

税込 440 4pt

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商品説明

材木問屋の若旦那、栄次郎ときたら、いずれ大店を継ぐ安楽な身の上のくせに、他人を笑わせ、他人に笑われ、ちょっぴり奉られもしたいがために、絵草紙の作者になりたいと思い焦がれている。悲しいかな、その才能は皆無なのだが、それを知らぬは本人ばかり。暢気でお調子者の若旦那を主人公としたこの小説、江戸・寛政期の風俗と実在の戯作者たち、洒落や地口を綺羅星のごとくちりばめて、あまりのばかばかしさに読者が吹きださずにはいられない、第67回直木賞受賞作の傑作時代小説。

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評価内訳

ここから始まる - 追悼・井上ひさし その三

2010/04/15 08:48

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 井上ひさしさんは、この『手鎖心中』で第67回直木賞(1972年)を受賞した。38歳の時である。
 すでにテレビの脚本や戯曲で売れっ子であった井上さんだが、江戸の戯作者の姿をコミカルに、しかもシニカルに描いたこの作品は、井上さん自身の将来へのの決意表明のような作品とも読める。

 主人公は材木問屋の若旦那栄次郎。彼は「人を笑わせたり、人に笑われたりする」のが何よりも好きで、それが高じて絵草紙作家になりたいと願っている。そのために自ら勘当は願い出たり、お上のお咎めの手鎖の刑を受けるように仕向けたりと、まことに馬鹿馬鹿しいかぎりである。最後には吉原の遊女との心中まで図ってしまう。
 そんな物語のなかに井上さんは「笑い」の本質を見とどけようとしている。

 たとえば、栄次郎の仲間が「戯作」について、「心が、正と負、本気と茶気、しかめっ面と笑い顔の間を往来する-、そこから、いや、そこからだけ、戯作の味わいみたいなものが湧いてくるんじゃないか」と語っている。
 ただのくすぐりではなく、二物がぶつかって初めて人の心がほぐれる「笑い」が生まれる。これは、おそらく井上さんの「笑い」に対する考え方だろう。
 そして、それは終生変わらなかったのではないだろうか。
 ただ、この作品がそんな「笑い」への問いかけであったとして、戯曲であれ小説で作品を描くつづけるうちに、もっと深い「笑い」に深化していった。
 戦争であれ原爆であれ平和であれ、深刻なテーマを描きつつ、「笑い」はそれらを真面目に考えるための武器となっていった。

 この物語の終盤で、井上さんはこんな風に書いている。
 「世人の慰みものに命を張ってみよう。(中略)茶気が本気に勝てる道をさがしてやる」。
 これこそ、井上さんの作家としての決意であったにちがいない。井上さんはそのことをずっと追いかけてきた。
 小説にしろ戯曲にしろ、何を難しく語ることがあろう。所詮は「世人の慰みもの」ではないか。しかし、たとえそうであったとしても、いやだからこそ、世人がわかる言葉でほんとうのことを語りたい。
 井上ひさしさんの文学はそうであったのだと思う。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

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井上ひさし全著作レヴュー 4

2010/07/19 13:31

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:稲葉 芳明 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『手鎖心中』『江戸の夕立ち』の2編を収録。『道元の冒険』(上演は1971年9月)で第十七回岸田戯曲賞を受賞したのに続き、『手鎖心中』で1972年7月に第六十七回直木賞を取り、井上ひさしは演劇と文学の二足のわらじで一気に売れっ子となった。
 大阪で浄瑠璃を書いていた近松与七が絵草紙作家を目指して上京、日本橋に居を構える江戸一の版元蔦屋重三郎宅に住み込む。手鎖五十日のお咎めを受けた山東京伝や天下第一の狂歌師蜀山人大田南畝といったセレブを遠巻きに眺めつつ、同じく作家志望の清右衛門や太助とせっせと作に励むが、ひょんなことで材木問屋の若旦那栄次郎と知り合いになる。栄次郎は「他人を笑わせ、他人に笑われ、それで最後にちょっぴり奉られもしてみたい」が故に絵草紙作者を目指す変わり者。与七の助けを借りて幾つかモノにするが全く相手にされず、あげくの果ては世間の注視を集めるべく狂言心中を試みるが・・・。
 井上ひさしは江戸を舞台にした小説を数多く書いているが、山本周五郎や池波正太郎、藤沢周平等の江戸ものとは全く異なった素材、手法、テーマでアプローチしている。寛政時代の江戸に現代日本を見出し、主人公与七を戯作者井上ひさしの分身として、爛熟期にあった江戸の姿を生き生きと描き出していく筆致は鮮やか。物語の大詰め、行き過ぎてしまった栄次郎の「酔狂」の顛末と、その後に与七、清右衛門、太助の三人が共に下す或る「決意」が、この大江戸ラプソディを見事に締めくくる。ぼくはこの一作で、井上ひさしの熱狂的ファンとなった。
 『江戸の夕立』は、幇間の桃八と若旦那の清之助がひょんなことからすることになった大道中を描く中篇。『手鎖心中』の密度の濃さに比べるとやや冗漫な感があるが、意表をついた展開や、まるで映画のような幕切れがいい。

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「手鎖心中」は、短い作品だがいろんなものが詰め込まれていて大変面白い

2023/03/15 20:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞受賞作「手鎖心中」と江戸の夕立ち」の2作が収められている。「手鎖心中」は80ページほどの作品だが、大変面白かった。短い作品だがいろんなものが詰め込まれている。「江戸の夕立ち」は、160ページほどだが、途中ちょっとだれる。

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2010/04/29 19:34

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2010/06/12 18:50

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2011/01/19 17:39

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2011/04/30 01:58

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2020/10/31 13:46

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