28年目のハーフタイム
著者 金子達仁 (著)
本書を読まずして日本のサッカーを語ることなかれ! 1996年夏のアトランタ。28年ぶりに五輪出場を果たしたサッカー日本代表は、ブラジル戦での奇跡的な勝利で世界中を沸かせた...
28年目のハーフタイム
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商品説明
本書を読まずして日本のサッカーを語ることなかれ! 1996年夏のアトランタ。28年ぶりに五輪出場を果たしたサッカー日本代表は、ブラジル戦での奇跡的な勝利で世界中を沸かせた。だが、躍進の陰で矛盾と亀裂を抱えたチームは、続くナイジェリア戦のハーフタイムで、ついに崩壊する。安易な喝采と批判を容赦なくあびせ、日々消費される報道からはけっして見えてこない監督、選手たちの葛藤を、深い愛情と洞察力によって肉迫した、スポーツ・ドキュメンタリーの新しい金字塔。
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中田、引退
2006/07/05 08:29
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nanako17girls - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ヒデ」が引退する。それを知ったとき、とくに驚きはなかった。それにはいくつかの理由がある。
nakata.netで、引退を示唆する内容が見受けられた。そして、ブラジル戦の試合終了後の行動。あんなヒデはいままで見たことがなかった。最後までピッチに残っている姿は何か感じさせるものがあった。
「28年目のハーフタイム」はアトランタ五輪の歴史的勝利の記録である。その中心人物が中田である。「マイアミの奇跡」と呼ばれるブラジル戦の勝利。そして、中田の引退試合となったのもブラジル戦だ。世界一のチームと戦った。とりあえず「おつかれさま」
見ていない試合だったのですが
2021/11/28 06:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
こうして、本を読むとドキュメンタリー方式で、その当時の選手の心情や周りの盛り上がり方がひしひしと伝わってきました。まるで、現実に試合を見ているようでした。ただ、自分は、余り知らない名前ばかり出てきて……
現日本代表達の若き日の姿
2002/07/18 19:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:17Caesun - この投稿者のレビュー一覧を見る
’96年、未だW杯の出場経験すらない日本サッカーは、23歳以下という1ランク下の
カテゴリーながら、アトランタオリンピックへの出場権を獲得。
7月の本大会グループリーグで日本が対戦するのは、世界王者ブラジル、
アフリカチャンピオンのナイジェリア、ヨーロッパの古豪ハンガリー。
現在、フル代表に名を連ねる中田・川口、エースとして五輪代表を牽引した前園を中心に
物語は進む。松田、伊東、服部に城、田中誠らお馴染みのメンバーも登場する。
その場限りのTVのインタビューや新聞記事などでは到底知りえない、数々のエピソードで彼らが戦いに臨み、勝利を収め、最後には敗れ去ったその過程を検証する。加えてサッカー報道のあり方や、負け試合の評価、基本的な戦術論、日本サッカーの展望まで掲載されていて、素人にはありがたい一冊。
10代の中田や川口の様子も描写されていて、彼らの個性のルーツもうかがえ、にわかファンも楽しめる内容。著者の金子氏は最近色々と叩かれているようですが、現在の評価はどうあれ、この本は面白いものであると推薦できます。