平壌ハイ
著者 石丸元章 (著)
日本人拉致、核兵器保持、ドラッグ密造、米ドル札偽造……疑惑の飛び交う世界一ミステリアスな国・北朝鮮の5泊6日のパックツアーに、覚醒剤取締法違反で執行猶予中のならず者ライタ...
平壌ハイ
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商品説明
日本人拉致、核兵器保持、ドラッグ密造、米ドル札偽造……疑惑の飛び交う世界一ミステリアスな国・北朝鮮の5泊6日のパックツアーに、覚醒剤取締法違反で執行猶予中のならず者ライターが紛れ込んだ! 滞在中にドラッグをキメまくり、喜び組予備軍かとおぼしき女性ガイドをナンパし、イヌ汁を食らい、万景台で金日成に思いを馳せる。クレイジーな旅行記の根底に流れる確かな視線で、俗なジャーナリズムをはねのけ、「北」の本質に迫る。
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YYYYYYYYYYEEEEEEEEEESSSSSSSSSS!!!!!!
2003/01/13 01:33
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投稿者:penerope - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨日この本を読んでいたときに思いついた気の利いた(はずの)本書への形容の言葉が今日はどうしても思い出せない。自分の記憶など信用してはならないということだ。<今・この瞬間>を逃してしまっては後悔しか残らないのだ。思いついたときにメモをとれ。ばか! 死ね! この俺。
んでもって今日の俺はいつもと違って興奮している。興奮しているということは他人のことなど考えないということだ。僕ではなく俺ということだ。どこかに思いをはせたりもしないし、感傷的にもならない。ただ頭から始まって下り、足先まで体中が発熱してるだけ。そしてその原因はもちろんわかっている。この本を大興奮のうちに読み終えたからだ。
ばかっぽい? うん、きっとそうに違いない、俺もそう思う。俺はばかだしついでに浮かれている、打つ手なしって感じだ。だって言葉のほとばしるスピードとキーをたたくスピードがずれているのがわかってもそのまま打っているじゃないか! もちろん修正かけているので今は大丈夫だがほんとのところはこんな感じ…”&$%$%”$(&’$’%%#”#!!”$#”##”…俺はアイリッシュウィスキーと読後の余韻でべろべろに酔っている。
YYYYYEEEEESSSSS!!!!! みんな元気かな? この「平壌ハイ」は文庫三作目。かつて「スピード」・「アフタースピード」の二つでドラッグ体験の極上ルポをものにしそのまま刑務所行きとなった石丸の才気あふれる野心作だ。今回、幻のドラッグ<平壌ハイ>を求めて5泊6日の北朝鮮パックツアーに潜り込んだ石丸は、クレイジーかつめちゃくちゃ笑える、そして過剰なほど生命力に富んであほでまぬけででぶで人一倍欲深い相棒キムと一緒に(他の連中も最高にばかでいかしてる!)この得体のしれない国を練り歩き、前作をはるかに上回る作品を書き上げた。
この人を形容する言葉であるゴンゾージャーナリストの<ゴンゾー>とは、ならず者という意味だ。俺的にはここに、ワイルド・はちゃめちゃ・予想外の・とっぴな・大ばか者などの言葉や、例えば、怒りとやるせなさと呆れて口あんぐりになって「もーっ! あぁぁんた!って人はぁぁ! なぁぁぁぁぁんでそぉぉんなにぃぃっっっ……!!!」なんて言いたくなるときのこの<……>の部分、どんな言葉をもってきても足りなくって憤然やるせないこの感じ、を表す言葉を付け加えたい。ならず者の危ないジャーナリスト、つまりはそういう奴が頭で考えるんじゃなくって(お勉強しました!的なルポではなく)体で感じたそのときの現実だけを基盤にしたルポルタージュは、始めてこの作品に触れる人々には奇異に映るかもしれない。そしてきっと嫌悪感をもよおすだろうがそんなことはどうでもいい。これは一人の人間、俺らと同じ日本人がたどった現実の世界だ。俺は自分に渇を入れる。知らない世界から目を背けるな、じっと見つめ続けろ、そして歩き出せとね。
本書の解説はあの重松清が書いている。「石丸さんは、現実に対して、徹底的にフェアでありつづける。ぼくはその一点において……彼の他の著作と同様、本書を全面的に信頼する」。
さあどうだ、重松ファンの皆様方!(たくさんいるでしょう) ここで一発、おそらくむかつかれるであろう俺の支離滅裂なたわごとなんかじゃなくって、彼の言葉を信じて(信頼して)みようじゃないか!!!