夜道の家族
著者 角田光代 (著)
小泉今日子主演で映画化された『空中庭園』のみじかい続篇。あの頃ミーナは、京橋家の息子コウの家庭教師/父(タカぴょん)の愛人だった。それから3年、ミーナの家に深夜、ファクス...
夜道の家族
商品説明
小泉今日子主演で映画化された『空中庭園』のみじかい続篇。あの頃ミーナは、京橋家の息子コウの家庭教師/父(タカぴょん)の愛人だった。それから3年、ミーナの家に深夜、ファクスが届いた。「ミーナ先生へ。 突然のファクスごめんね。本日午後四時すぎ、母、木ノ崎さと子が永眠いたしました。」ぴょん妻からの、葬儀の知らせだった。あの家族、今はみんなどうしてるんだろう? 好奇心で訪れた郊外の斎場でミーナが見たものは……これって希望なんだろうか?
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虚ろな家族のそのご
2016/09/22 00:32
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
あれから3年後の話。家庭教師ミーナの元に真夜中ファックスが届く。毒舌祖母が亡くなったから、葬式に来いと。大した関係性もないのに、なんで?とおもうミーナ。それでも足を向けるのもまたミーナ。葬式で3年分歳を取ったあの素っ頓狂な家族に再会する。夢の実現のため、しっかりと人生を歩んでいるのは息子コウのみ。そして彼は、彼の家族が蜃気楼のように虚ろであることをしっかりと理解していた。父は相変わらず、母は祖母の死で少し狂い、娘はでき婚と身の丈にあった人生。空中庭園は続いていく。
