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  • 販売開始日: 2011/03/01
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-734202-9
一般書

流行作家

著者 川上宗薫 (著)

「この作品は私の生理の産物のようなものである。この一、二年、私の中に、最も水位を上げて溜ってきたものが、流行作家という自分が置かれている立場への意識からくる、さまざまな絡...

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流行作家

税込 660 6pt

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商品説明

「この作品は私の生理の産物のようなものである。この一、二年、私の中に、最も水位を上げて溜ってきたものが、流行作家という自分が置かれている立場への意識からくる、さまざまな絡み合いである」……芥川賞候補五回という輝かしい経歴をもちながら、こと志と反し情痴小説の第一人者、ポルノの大御所と呼ばれ、夜な夜な銀座に浮名を流す作家の心を、時によぎる若き日の夢。得たものと失ったもの、優越感と劣等感の間をたえず揺れ動く人気作家の哀歓を赤裸々に語った傑作自伝。

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みんなのレビュー2件

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評価内訳

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  • 星 1 (1件)

昭和の気分をまとった作家でした

2023/05/11 17:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

川上宗薫がこの『流行作家』を上梓したのは
 1973年6月。
 すでに官能小説家として一世を風靡していた頃。
 自伝風小説と書いたが、自身が巻き起こした
 水上勉との喧嘩騒動のことも書かれていたり(人物名は変えてある)、
 この作品の執筆当時どれだけの原稿を書いていたかなども
 赤裸々に綴られている。
 これらは興味を持って読まれただろうが、
 きっと一方では眉をひそめる人も多かったのではないだろうか。

 川上は1985年、61歳の時ガンで亡くなるが、
 この作品の終わり近くにその予兆ともいえる病気のことが綴られていて
 暗い予感を感じさせる。
 この作品をはじめ、今では川上宗薫の作品を読む人も少ない。
 この作品を知ったのも、小谷野敦さんの『直木賞をとれなかった名作たち』で
 紹介されていたからだが、
 この作品ではやはり直木賞はとれなかっただろう。

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2026/06/21 22:53

投稿元:ブクログ

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