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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2011/03/01
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-767102-0
一般書

電子書籍

旅行者の朝食

著者 米原万里 (著)

その名を聞いただけでロシア人なら皆いっせいに笑い出す「旅行者の朝食」というヘンテコな缶詰や、数十年前たった一口食べただけなのに今も忘れられない魅惑のトルコ蜜飴の話、はたま...

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旅行者の朝食

税込 550 5pt

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旅行者の朝食 (文春文庫)

税込 660 6pt

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商品説明

その名を聞いただけでロシア人なら皆いっせいに笑い出す「旅行者の朝食」というヘンテコな缶詰や、数十年前たった一口食べただけなのに今も忘れられない魅惑のトルコ蜜飴の話、はたまたロシアの高級輸出品キャビアはなぜ缶詰でなく瓶詰なのかについての考察や、わが家を建てる参考にとはるばる神戸の異人館を見に行くも、いつのまにか食べ歩きツアーになっていたエピソードなど、ロシア語通訳として有名な著者が身をもって体験した、誰かに話したくなる食べ物話が満載です!

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みんなのレビュー152件

みんなの評価4.1

評価内訳

電子書籍

絵からして

2021/09/07 07:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

美味しそう!今はコロナ禍で、旅行も満足にいけないので、旅行記で楽しむ日々だ。
更に、旅行先でのご飯の話は、少しワクワクするなぁ。

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電子書籍

キャビア

2021/08/29 21:26

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロシアの料理が中心です。ロシアは、行ったことがないので、かなり興味しんしん……で読み始めました。
それから、キャビアはなぜ瓶詰めか……これは、自分も以前から思っていたことです。別に、缶詰でもイイのに……と……。

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紙の本

忘れられない味

2020/07/22 12:22

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

旅先での思わぬ食べ物との出会いや、不思議な体験がユーモラスに綴られています。ロシア語の同時通訳者として、大陸を駆け回っていた著者が思い浮かんできました。

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電子書籍

食べ物エッセイ

2020/02/07 07:13

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る

食べることについての著者の意気込みが素晴らしい。世界各地を活躍の場とした著者が、異国の知らない食べ物と食べ物事情について、臨場感あふれる文章で紹介してくれる。世界の食べ物についてもっと知りたいと思った。

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電子書籍

まだまだ読みたかった…

2019/06/30 05:55

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る

「食」に対するロシアの指導者たちそれぞれの態度が政治的革新度に比例していた、という視点は、食べることが大好きな米原さんらしくて感服しました。
ご病気で亡くなられてから十数年、現在のロシアの指導者たちを米原さんならどう観察するか、叶わぬ夢ながら、読んでみたくなりました。

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紙の本

「旅行者の朝食」、果たしてその実態は?

2019/06/30 05:27

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る

『不実な美女か貞淑な醜女か』で著名な米原万里さんのエッセイ集です。表題作の「旅行者の朝食」、その意味するところが明らかにされる過程が面白かったです。

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紙の本

メンデレーエフとウォトカの関係って?

2017/03/13 20:32

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雲絶間姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

元素周期表で有名な科学者メンデレーエフがウォトカと関係?はロシアらしいネタですね。あとはタイトルにもなっている「旅行者の朝食」のオチも面白いです。
グルメな米原万理だけあって、おいしそうな話てんこ盛りです。

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紙の本

ロシア、東欧の食のエッセイ

2016/12/30 22:47

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「心優しく意思の強い人々はベジタリアンになるのだろう。ヒトラーもベジタリアンだった。」
この一文の破壊力と言ったら!

他にも、ロシアを中心に食べ物に関する蘊蓄ガセネタその検証等々が語られる。米原万里の食のエッセイ。
チョウザメの腹のYKK、ウォトカとメンデレーエフ、ジャガイモ普及の苦労、憧れのトルコ蜜飴、ちびくろサンボの国籍、面白いネタが沢山だが、
一番気になったのは、妹ユリちゃんの子供の頃の話で、追悼本で語られていた幻の童話は実現していたらこんな雰囲気だったのかなとしんみりしてしまった。

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電子書籍

1950年代の東欧は…

2016/05/05 07:53

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mai - この投稿者のレビュー一覧を見る

お仕事で回られた各地の朝食のエッセイかと思いました。チラ見して書籍で購入しました。電子書籍もいいけれど、ポケットに入れて旅先でなんども読み返したい本です。

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電子書籍

異文化・食文化・笑文化?

2015/08/29 01:04

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:フフラム - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者がロシア語通訳者なので、ロシアを中心に書かれていて、異文化を感じられる作品なのはいつも通りで安心して読めました。この本は「食」がテーマになっているので、食べてみたい!はもちろん、なるほどと感心したり、通訳の裏話に目が点になったり、いろいろ楽しめます。

 でも、一番は、この本は笑える!って事でしょう。

オススメです。ぜひ一読を。

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紙の本

おいしそう!

2015/05/06 13:20

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆーみん - この投稿者のレビュー一覧を見る

どのお話も興味深くて、ぜひとも食べたくなる料理も多々!
ハルヴァ(米原さん曰く、本当に美味しいらしいです!)は先日ヨーロッパのお菓子レシピに、
そのルーツとなるものが載っているのを初めて見つけて興奮しました(笑)そっちのほうに旅した時には、ぜひとも探してみたいなあと思っています

相変わらず米原さんらしいユーモアで書かれてるので
ぜひ読んでみてください

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紙の本

ロシアの小咄、おもしろうてやがて哀しき

2010/01/07 08:22

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風紋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 米原万里の本は、なかみを読まないでも買って損をしない。
 本書は、飲食に関してあちこちに書き散らした雑文をまとめたものだ。豊富な海外体験(ロシア、東欧)、博引旁証(調べ魔)にはいつものことながら感心させられる。その独特の切り口、語り口は一見シニックだが、暖かい。

 表題ともなっている「旅行者の朝食」は、ロシア人が好む小咄だ。
 ある小咄に登場する「旅行者の朝食」という言葉に、ロシア人はクックッと笑うが、理由がわからない。ある時、別の小咄を聞いて疑問が氷解した。「旅行者の朝食」という非常にまずい缶詰があるらしい(ソ連がまだ健在な頃のこと)。
 彼女は「ちょっと感動した。まずくて売れ行きが最悪な缶詰を生産し続けるという厖大な無駄と愚行を中止するか、缶詰の中身を改良して美味しくするために努力するよりも、その生産販売を放置したまま、それを皮肉ったり揶揄する小咄を作る方に努力を惜しまない、ロシア人の才能とエネルギーの恐ろしく非生産的な、しかしだからこそひどく文学的な方向性に感嘆を禁じ得ないのだ」

 こんな小咄もある。
 旅先の森で大きな熊に襲われた旅行者が絶体絶命の場面で天に祈る。
 「この恐ろしいけだものに敬虔なキリスト教徒の魂を授けたまえ」
 すると、あら不思議。熊は両前足を合わせ、祈りはじめたのだ。
 「天にまします我らが父よ・・・・美味しい朝食を恵んで下さいましてありがとうございます」

 旅行者の願うように熊はキリスト教徒の魂を授かり、敬虔に祈りをささげるのだが、その祈りの内容たるや、旅行者にとって不都合きわまるものなのであった。権力に下の宗教を揶揄して、痛烈きわまりない。
 全文読まないと妙味が十分に伝わらない。本屋で立ち読みしてもよいから、pp.36-37をぜひ一読していただきたい。

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紙の本

極上の異文化エッセイ

2008/02/07 21:16

17人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る

語学で身を立てようと思っていた時期がある…と書くとかっこよいが、単に外国や異文化へのあこがれをいだいていた時期が長かっただけだ。だがそんな関係で、本としてわざわざ手にとることはまれでも、米原さんのように有名な通訳者は、語学雑誌などで文章をよく目にする機会があった。

最近になってこの本を手にしたのは、文庫本でありかさばらないこと、そして著者のように渡航の多い人が朝食に関するエッセイを書いたのならさぞかしおもしろいだろうと勘違いをしてしまったことによる。あとから思えば嬉しい誤算で、これは朝食エッセイではなかった。食べものという広くゆるいくくりになった異文化体験であり、著者の半生だ。

子供のころにチェコスロヴァキアで食べていたトルコ蜜飴から、ロシアのハルヴァに話が飛び、さまざまな国や地方の菓子(ヌガーやポルボロン)に世界が広がって、ついには日本の牛皮〔ぎゅうひ、または求肥)や落雁まで話がまとまってしまう「トルコ蜜飴の版図」は圧巻だ。

挿絵の見た目はネイティブ・アフリカンのちびくろサンボがホットケーキを食べるおなじみの話。わたしは疑問をいだかずに読んでいた気がする。だがトラがいるのはアジア大陸でホットケーキを食べるのはアメリカの風習、いったいどこの話だと言われると、なるほどと思う。

わたしがもっとも楽しく読んだのはP.249「叔父の遺言」だ。体調が思わしくなく、食事も思うようにとれない叔父さんが、姪(著者)に食べ物の話をする。一族に共通する食い道楽をふまえてそれをユーモラスに書く米原さんだが、わたしはその叔父さんの気持ちがよくわかる。食べるために生きていると思うほど食い意地がはっているわたしは、実際にこの本を読んだとき、病院で絶食の直後だった。どんな状況でも、持ちこむ本は料理や食べるものだ。それは別につらいことではなかった。

さて、最後にこの本のタイトルのことだが:
「旅行者の朝食」という単語を耳にするだけで、なぜロシア人たちが笑うのか…。それはぜひ読んでいただきたい。

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紙の本

ロシアの知識人の系譜

2005/07/23 22:11

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさぴゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』を読んで以来、彼女の全作品を読破中。今まで知らなかった自分恥ずかしいほど素晴らしい。最高傑作は、やはり嘘つき〜ではあると思うが、『オリガ・モリソヴナの反語法』も、素晴らしい物語だった。なんでもっと早く知りえなかったのだろう?。読者好きの自分としては恥ずかしいのやら悲しいやら。その幅広い知識の豊かさに感服。しかも分かりやすい平易な文章は、僕の理想とするところの文章力だ。しかし、物語から入ったが、実はエッセイストとして有名な方だ。しかし、その基本は、どの文章でも変わらない。彼女の素晴らしさの特徴を僕が挙げるとすれば3つ
①ヨーロッパ的なもの
②ロシアのインテリゲンツィアの伝統
③コミュニストの子である自意識の強さと表現への強い衝動
こう要約できる。
とりわけ、エッセイには、②の側面が強く出る。彼女が職業としては、在プラハ・ソビエト学校を経て、東京外語大ロシア語学科卒業、東京大学大学院露語露文学修士課程終了し、ロシア語通訳協会の初代事務局長そして会長も勤めた、ロシア語同時通訳の大家です。彼女の核は、ゴルバチョフ元ソ連書記長による冷戦終了、ソ連解体の最前線の報道は彼女の力に大きいという、日本におけるロシア語の大家であるということを抜きには語れません。米原麻里さんは、まだまだ荒削りなものの、明らかにヨーロッパの知識人の幅広い感受性を持っています。なによりも、
①複雑な民族を抱えるヨーロッパ大陸の生活世界での感受性(言語の発音にこだわってその人の文化的な出自を想像してしまう部分など)や②ソビエト・ロシアでのコミュニストの理念が吹き荒れた歴史上最大級の人類に実験に対する感受性などなど、ヨーロッパ生活世界に住む人々には等身大で実感の視線や嗅覚や世界最先進資本主義地域であるヨーロッパでの知識人が持つ、さまざまな歴史的ヘリテージがまざまざと文章を読んでいて感じられます。
それを一言で要約すると、いわゆるロシアのインテリゲインツィア(知識人)の系譜に連なると思えるのです。レーニン、ゴーリキ、ドストエフスキー、トロツキー、バクーニン、ネチャーエフ、ラブロフ、プレハーノフなどなど。
ヨーロッパやアメリカ、中国などのアジアの情報は、かなり日本には入ってきます。しかし、ロシアの等身大の情報は、なかなか出会えません。そういう意味で、とてもセンスオブワンダーを感じます。
こうした臭いを感じさせる彼女は、僕の中では、イタリアなら塩野七生で、ロシアなら米原万里を読め、という感じになっています。

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2004/12/23 01:28

投稿元:ブクログ

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