- 販売開始日: 2018/07/11
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900399-8
攣哀感情 二重螺旋3
兄の雅紀(まさき)に「好きだ」と告白されて以来、より甘く淫らになった悦楽の時間──。その濃密な愛に支えられ、連続暴行事件の怪我から復学した尚人(なおと)。ところがそんな尚...
攣哀感情 二重螺旋3
商品説明
兄の雅紀(まさき)に「好きだ」と告白されて以来、より甘く淫らになった悦楽の時間──。その濃密な愛に支えられ、連続暴行事件の怪我から復学した尚人(なおと)。ところがそんな尚人に、同じ被害者の一年生・野上(のがみ)が急接近!! いまだ心の傷が癒えない野上は、尚人にだけなつき、頼ってくるのだ。野上に嫉妬と危惧を覚える雅紀は、「おまえは俺だけ見ていろ」と抱きしめて!? 背徳のディープ・エクスタシー!!
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続きが読みたい・・・
2006/06/25 15:32
15人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る
きっといつか出してくれると信じて、ずっとまってた「二重螺旋」の3巻目です。
「愛縄鎖縛(二重螺旋2)」を読み返しながら、きっと3巻目はこんな感じに・・・と想像していたストーリーとは全く違っていました。長いことまって、いろいろな先行きを考えていましたが、全く想定外のストーリーで、純粋に物語を読むことを楽しめました。
そして今回も嬉し悲しの続きが気になる最後です。
願わくば、今回ほど長く待たずに続きが読みたいです。
恐らく尚人の進路決定時や高校卒業後の生活が始まったあとにも波乱がありそうな篠宮家をせめて年に1度くらい・・・・2年に1度でも良いので読ませて頂きたいと祈るような気持ちでこの書評を書いております・・・・
「守護神雅紀」と「番犬桜坂」が全開で発動された一冊。
2022/12/08 21:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コリラックマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
トップモデルの雅紀×弟の尚人
尚人襲撃事件後の、野上絡みのお話でした。
桜坂がケガをしたり、尚人が発作を起こしたりと、それなりに
展開があった今巻。
雅紀の高校時代を知る学年主任の立花先生によって、剣道で全国
制覇した頃の雅紀の異名の理由や当時の活躍の様子も語られる。
剣道を愛していた時代の雅紀の様子がわかったのは、なかなか楽しい。
尚人が野上に振り回され、雅紀と裕太の尚人独占欲が最高潮まで
高まって、なかなかどうして裕太も立派なブラコンだぞと思う。
雅紀なら許せるけど、家族以外が尚人の心を占めるのは許せないって、
かなりの独占欲でしょう。
だんだん裕太も男前の片鱗を見せ始めたので、家では雅紀と裕太、
学校では番犬トリオと、大事に大事に尚人が護られてる。
でも、結構尚人も意地が濃いので護られるだけに甘んじていない…
から起こってしまった事件かな?
ケリをつけるところまでをじっくりと読んでください。
加々美の前ではブラコンをあっさり白状する雅紀というのも
なかなか面白い掛け合いでした。
ストレート過ぎる雅紀の愛情が何だか羨ましい気もします。
内容は痛いけど、救いはあります。
3巻
2021/02/15 14:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
さやかは、まさきのことがすきなんでしょうか?
兄弟全員まさきの気が引きたくてしょうがないんでしょうね・・・。
にしても桜坂がもし尚人のことを好きになったりしたら、どうなるんでしょうか。
傷の負い目から付きあうのかな・・・。
またしても尚人受難
2021/10/03 21:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
エゴって怖いとつくづく思わされる話だった。
野上君だって初めはそこまでじゃなかったと思うのに、どんどん依存が進んで遂には独占欲から鋏を手にしてしまった。
警察沙汰にはなっていないのだろうか?殺人未遂とまではいわないまでも普通に傷害罪だよね。
なんであそこまであの母親が強気でいられるのか分からない、尚人は全然悪くないのに巻き込まれて可哀想としか言いようがない。
今回のヒットは雅紀が評した番犬トリオだね。
硬派で強面・シェパードの桜坂君とものおじしない・シベリアンハスキーの中野君と茶目っ気・柴犬の山下君。
絡まれ体質尚人君
2017/10/16 01:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
兄弟禁忌物ですが、二人が中心というより、尚人を巡って悲喜こもごも。尚人が無垢すぎて、やたら人に絡まれやすい。彼に執着する人断トツ一位は雅紀なのですが、今回はわき役で野上君登場。イーブンな桜坂、山下、中野の番犬トリオが和む。末っ子裕太がここにきて尚人の味方に立ち位置を変えてきたのも嬉しい。雅紀の先輩の加々美登場。この人もいいですね。雅紀に対してイーブンなので安心感あります。
面白かった
2015/09/15 13:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶーにゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いい意味で予想を裏切られました。今回は雅紀と尚人の関係の進展というよりは、暴行事件の被害者 野上の心情が掘り下げて書かれていました。野上の母親の言動には「親が子どものためならどこまでもエゴを押し通す」ことが篠宮家の境遇とは正反対で際立ちました。野上と尚人を襲った事件を通してBLという分野を超えて普通の読み物として面白かったです。
作者のよく使う倒置法が独特で苦手でしたが、大分読み易くなってました。
シリーズ3
2016/04/04 15:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
野上絡みのエピソードが中心でしたね。
この話は、いわゆる悪者というキャラが、はっきりと居て、その点は、あまり好みではないのですが、ストーリーの行く末が、気になって、ついつい、読んでしまいます。