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電子書籍
ミスキャスト
著者 林真理子 (著)
「今日も奥さん、仕事っていって出かけたでしょう。でも違いますよ。男の方がどうしても会いたいって言ってきたからですよ」突然かかってきた電話から、妻・典子に不倫の疑いを抱く原...
ミスキャスト
本日まで通常726円
税込 363 円 3ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
ミスキャスト (講談社文庫)
商品説明
「今日も奥さん、仕事っていって出かけたでしょう。でも違いますよ。男の方がどうしても会いたいって言ってきたからですよ」突然かかってきた電話から、妻・典子に不倫の疑いを抱く原岡。が、そんな彼は会社の同僚、元妻の姪という二人の女性と逢瀬を重ねていた。深みにはまってゆく男と女たちの行方は――。
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紙の本
自分に納得すること
2003/12/25 15:06
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あやや - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を手にして、最初の2、3ページを読んだとたんに話に引き込まれました。主人公が捨てた今までの生活と、手にいれた今の生活を見比べ「こんなはずでは…」と後悔する姿や、ひょんな所から手に入れる女性関係。
彼はどんなものを手にしても「本当の幸せ」を掴むことができないのです。
しかしながら、小説の世界だけでなく現実社会の既婚男性で「離婚するから結婚して欲しい」と口にする人が意外と多いことに心底驚きました。今現在の奥さんと幸せな生活を手にする事ができない人が、パートナーを代えたから幸せになれるとは思えない。全ては自分自身の問題なのに…私も若かりし頃はそんな既婚男性の言葉を信じたことも… 「じゃあどうして結婚したの?」と問合せると「人生の伴侶は一度じゃ決められない」っていうのがお決まりみたい。「離婚するから…」という言葉の返答は「え〜?」じゃなくて「離婚してからまた言ってね」が正しいみたい! 女性も「男性によって幸せになる」なんていう時代錯誤な考えは捨て去らなくては! だってこの不景気な社会で人任せの幸せなんて有りえないと思います。そういう事を忘れずにいれば、この小説の主人公みたいな人生を歩む事はないでしょう〜。
それにしても林さんの小説は素晴らしい! 「マイッタ!」って感じです。
紙の本
なんともはや・・・
2017/03/27 12:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
好きな女を手に入れるためにはあらゆる努力を惜しまない
好きな女といるときは「こんな幸せは二度と来ない」と思う
好きな女との逢瀬は「もう他には何もいらない」と思う
そんな人生はそうそう来ないし続かない
世の中そんなもんですよ