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2010/06/13
ブクログのゲラ本に当選し、読みました!結構厚いなと思いましたがさくっと読めました。
一見リアリティのまったく見えない中で、女性が一人で子供を育てていくという現代ならではと思える問題は、凄く現実的で(具体的な子育てにかかる金額など)母親として共感できる部分がありました。
子連れ刑事?大丈夫なのか?と読んでみましたが、はちゃめちゃでやりたい放題やってる高子だけど、息子の橋蔵の安全確保は万全!(ベビーカー凄い!)橋蔵のベビーシッターをすることになった葵には、不憫に思うことが沢山あったけど、これからの二人の関係や橋蔵の成長など、続きがあるなら是非読みたいと思えるスカッとする一冊でした。
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ブクログさんのゲラ本キャンペーンに当選しました。
検挙率No.1だが法律など歯牙にもかけず、とにかくやりたい放題やるシングルマザー中年刑事の高岡丸子と、丸子の息子の橋蔵(1歳)、丸子に振り回されつつ橋蔵のベビーシッターをすることになる長身新米女性刑事の長嶋葵が中心になってストーリーが展開される。
全体的に面白可笑しくスラスラと読めてしまう本。その中にも時事問題がきちんと採り入れられていて、少し考えさせられる。丸子や葵、その他の登場人物の言動は、理解出来るものもあれば、苛々してしまうような納得のいかないものもある。そこがまた人間味を与えてもいる。
しかしあまり生々しい内容はない。この手の時事問題を扱うのなら、徹底的に生々しく目を背けたくなるような描写が必要ではないか。
それがないことがこの作品の良さでもあり、惜しいところでもある。
シリーズものということで、続編があるのなら是非読んでみたいと感じさせる面白い作品ではあったと思う。
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http://info.booklog.jp/?eid=169
ゲラ本 '10/06/12到着
上記プレゼントで、ゲラ本をいただいたので、現在読書中です。
06/21までに、読了してレビューをアップしなければ……。
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ゲラ本プレゼントに当選して、6月12日に到着しました。
行間が大きく、さくさく読めます。文字数もそこそこ。
下半分だけ真っ白、なんて小説も多々あるなか結構読み応えがありました。
ドタバタに大笑いしたり苦笑したりしながらも、最後には温かい気持ちになれる気がします。
さて。物語は二人の女性刑事のお話です。
私は今までこういったタイプの物語を読んだ事が無いのですが、
刑事のお仕事内容とか捜査がどうなってと言うお話では無く、
寧ろ刑事と言う仕事に身を置く人々の人間性の物語りだと思いました。
始めは、主人公の女性長嶋葵を不憫に思いつつ、
先輩にして43歳の子連れシングルマザー丸岡高子の
横暴さと無茶っぷりに呆れて読み進めていたのですが、
長嶋葵が段々丸岡高子のペースに慣れてくると悲壮感は薄まり、
何だか二人がドタバタとしながらも良い相棒に見えてきて楽しくなりました。
丸岡高子のハッキリ、すっぱりと物を言う様も、
段々「言ってやった言ってやった」と言う爽快感に変わり、
すっとした気分になれます。
特に無責任な発言をする男性に対する発言は爽快です。
若干、時事物なネタがあります(最近の音楽ミュージシャンとか)。
けれど、子どもを思う父親とか、シングルマザーが思う子どもの幸せとか、
現代問題であるから共感を得られる思いも沢山あります。
なかでも、子どもの幸せを当事者である子どもが語るのが、
一番面白いと思いました。
全体的には始終コミカルな感じで、重さや暗さはあまり感じませんでした。
シリアスなシーンは勿論ありますが。
それ以上に登場人物たちの個性や軽妙なやりとりが面白く、
こんな機会でもなければきっと手に取ることは無かったジャンルの本だと思うので、
当選してとても嬉しく思います。とても良い当たりを引いたと思います。
物語は全三話ですが、まだまだお話は続けられそうですし、
続きが出たら読みたいなぁと思えるお話です。
読書時間は全部で約3時間くらい。
3話あるので、少しずつ読むには丁度良いくらいです。
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すすすすすべり込みセーフになりますか・・・?
まだ大丈夫かな~^^;
ブクログさんからもらったゲラ本!
女刑事2人組の刑事話で
主人公の葵は交通課からベビーシッターのために刑事課に人事異動
先輩は子連れで訴訟中の性悪 彼氏ともあぶないし プラダは腐った卵まみれ・・・
かわいそうだけど絶対人間的に強くなってると思う がんばれ!
高子さんについてはとりあえず
母は強し!って思った
私は普通に家でぬくぬくと暮らしてるけど
尊敬っていうとおかしいな・・・うーん
はちゃめちゃなところもすごいと思ったけど
母としての一面というか「橋蔵には絶対にさびしい思いはさせない」ってところでかっこいいな~って思った
でも結局最後のほうで橋蔵のお父さんのとことか詳しく書いてなかったから続編でてほしいです
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ドラマのような、漫画のような…。とにかくハイテンションで、映像が浮かぶような本だった。
刑事の仕事に子供を連れてくるメチャクチャな高子。
変な人ばかりの中で頑張っている葵。(自分も変かも知れないけれど…)
この2人を見ていると、仕事を頑張ろう!という気分になれた。
子供の世話をさせるための要因として葵を刑事課に異動させたことや、私用で仕事を抜けるなどメチャクチャ過ぎてイライラしてしまう部分はあったけれど、それでも暗くならずに読める本だった。
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ゲラ本プレゼントに当選しまして、早速読了。
とにかく読みやすいのは間違いない。映像が目に浮かぶような人物描写が多く、各人物が頭の中で動く感じ。本を読んでいるのにドラマを見ているような疾走感!
007やTAXI並みに(言い過ぎ?)いろいろ仕込まれた謎のベビーカーに1歳の息子を乗せて2人の女性刑事が事件を解決させていくあたりが見所なのかな。
ただ個人的には、どうしても43歳シングルマザー・丸岡高子刑事の性格に馴染めなかった。イラッとくる言動が多過ぎ。まだまだ人物に謎も多いから仕方ないかもしれない。でも24歳長嶋葵刑事が不憫過ぎ!報われる部分ももちろんあるんだけど…(ただし葵は葵で違う意味でイライラする行動が多いと感じた)。その辺はこのシリーズの今後に期待すべき部分か?いきなりコンビ愛、ナイスチームワークなんてありえん訳で。まぁ今作に限ればコンビとしての魅力はほぼゼロに近かった。読み手の好みと言えばそれまでですが。
とにかく登場人物が全体的に愉快で漫画チックだった。人物同士のやり取りが軽妙。脇役の凛々ちゃんがかわいくて、一服の清涼剤でした!
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ゲラ本当たりました!6/12着。
爽快というか、痛快というか。。
なかなかスカっとする感じ。実際こんな刑事がいたらびっくりするけど。
ひとつ一つの事件はなかなか現実味があって、シビア。
でも、高子と葵のからみとか、かなり想像できて、オモシロイ。テンポよく進んでいくので、さくさく読めた。
ケド、途中からどんどん葵が、かわいそうになってきた・・・殴られるし、彼氏とは別れの危機やし、3話目とか、出番ほとんどないし。その彼氏とは結局どうなったんやろー
『推理小説』は読んでないけど、ドラマは観てた!懐かしー
結論、この作家さんの作品、読んだことなかったけど、面白いかも!全体的に読みやすい雰囲気。機会があれば、また違う作品も読んでみたい、と素直に思えた。
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読んでみて,さくさく読めるし,内容は面白いかと.
シングルマザー問題も作品に盛り込まれており,女性として共感出来ることが多々ありました.
特に,金銭面の話はリアリティがあるな〜と...
シングルマザーの刑事に振り回される葵に「仕事も恋愛も頑張れ」と応援したくなるような作品です.
ただ,この作品は好き嫌いが分かれるような気がします.
人に勧められるかといわれると・・・進める人を選ぶ作品なようなきがします.
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ゲラ本が当たり、届いたので早速読みました。
まず、サクサク読めました。
設定が現実感がない割に、出てくる数字は現実感ありありで。
そのギャップが面白かったです。
1話目よりは2話目、3話目とだんだん面白く感じました。
設定に慣れたのか?何故なのかわかりませんが。
このコンビなかなか面白いです。
何となく続きそうな終わり方で続きも読んでみたいな。と思います。
どちらかと言うと、難しくなく簡単で気楽に読める本だと思います。
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ゲラ本を頂き、ありがとうございます!
スピード感があり読みやすかったです。が、登場人物が個性的過ぎて、魅力が感じられず、ストーリーも先が気になって一気に読みたいというものではなく•••。残念ですが、私の好みではありませんでした。
1才の子供を連れて事件現場に行くシングルマザーという設定も有り得ないし、第三話では土曜日なのに、銀行の融資課長が訪問し、郵便局に強盗が入り、家裁の調停が•••。通常、銀行も郵便局も家裁も土曜はお休みでは?。1才の男の子は、寝たきりの赤ちゃんと違って、じっとしていないから、子守だけで一仕事の筈だし。
小説だから、現実と違ってて構わないのかもしれませんが、気になりました。
およそ不釣合いなダーティママ高子(43才)と橋蔵パパ(素敵な男性 30才⁈)も、本当に高子が脅して騙して監禁して子供を作ったのか、気になるといえば気になりますが。
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ゲラ本が当たって読みました。
正直、非現実的で突拍子のない設定についていけませんでした。著者の作品「アンフェア」をイメージしていたので、軽くて先が読める展開にちょっとがっかりしてしまいました。共感は出来ませんが、登場するキャラクターは個性的で面白かったです。
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アンフェアの影響でか主人公は篠原涼子さんに勝手にあてはめて読みました。主人公のシングルマザー女刑事は不法捜査を行おうが何だろうがとにかく必至に検挙率をあげていく。ハイパーレッドのベビーカーをぶっ飛ばし殺人事件の捜査も行ってしまうあたりありえない設定なのに、勝気でたくましい女性の姿にすっかり引き込まれてしまいました。爽快感120%スピード感がありとても楽しく、ぜひドラマ化してほしいなぁと思う作品です。
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ゲラ本当選しました〜
ありがとうございます!
読むペースが遅い私でもかなり読みやすくて次のハプニングが気になり、意外に早く読み終えました。
しかしエンディングに期待しすぎました。。。
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秦建日子さんの作品は『アンフェア』の<刑事 雪平夏美>シリーズしか読んだ事がありません。
今回も私の好きな刑事ものだということで、早速読ませていただきました。
<刑事 雪平夏美>シリーズと同様に女性にスポットが当てられており、今回は「子連れで出勤するシングルマザー」です。
現代において保育園の待機児童問題や家庭崩壊、もちろんシングルマザーにおけるリスクなどに、今作は触れています。
作品として
私は<刑事 雪平夏美>シリーズが頭に残ったまま読んでしまったので、切り替えに少々読んでいて馴染むのに大変でした。
推理小説のような、この先どうなるのだろう?
という仕掛けよりもどちらかといえばテンポの速さそして、現代における「シングルマザー」についてテレビや新聞といったメディアだけでなく違った媒体である小説として、この問題に触れるきっかけになる作品ではないかと思います。