藤井沢商店街シリーズその5
2012/05/21 16:22
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼馴染、同級生再会モノです。
理髪師の圭治(攻め)と理容師の晴輝(受け)は高校を卒業してから七年後に再会します。
圭治は春輝のことを好きすぎてとにかくぐるぐると一人で悩んでます。かなりのヘタレ?!
なのでこれでもかっていうくらいすごくすごくじれったくお話は進みます。
切ない中にも笑いあり、という感じでさすが榎田さんはうまいなぁと。
これでこのシリーズ完結です。長かったような短かったような・・・
この作品は途中今までの登場人物たちがちらほら出てきて楽しませてくれます。
最後は歯科医シリーズの二人がお話を締めてくれますよ。
なんとも素敵な余韻を残すラストです。
単独でも読めますがこうなると是非シリーズ全部読んでほしいですね。
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
藤井沢商店街シリーズ 五冊目
自動車セールス業、歯科医に板金業、カフェ、不動産業と続き、藤井沢商店街の中のお話の最後は美容室と理容室。
幼馴染の同級生の二人、無口で表情も変わらない理容師の一途過ぎる思いと、両片思いのすれ違いにはハラハラしてしまった。
時代は変わっても明るくほのぼのとした人情味あふれる商店街がずっと続くことを祈りたい。
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻が不器用でうじうじし過ぎ、どうしてもイラっときました。
受視点の前半は攻が我慢出来ず行動を起こし、その後が楽しみな展開だったんですが、攻視点の後半は二人の関係は前進どころか後退し、最後までまともに口も利かないようなすれ違いっぷりが…。
しかも攻が本当に病んで行き、予想外に重めでした。
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藤井沢商店街シリーズ完結。
理容師と美容師の幼馴染カップルのお話。
シリーズのキャラクターがちょこちょこ出てきててクスッとします。しかし耐える攻めって本当に可愛そうだ。
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都心での修行を終え、しぶしぶ実家を継ぐために帰郷した晴輝。そこで再会したのは、ずっと疎遠だった幼なじみの圭治。海洋学を学ぶために街を出た圭治は、稼業を継いでなぜか理髪師になっていた!!
ついライバル心を刺激される晴輝だけど、ためしにシャンプーをしてもらったところ、その超絶技巧にメロメロにされてしまい……!?
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藤井沢商店街シリーズの最終巻です。
受けも可愛いけど…攻めも可愛い!!!(性格的な意味で)
無口で悶々とするタイプで…いじらしくて良かったです。
他のシリーズに出てくる人達も出てきていておもしろかったです。
(シリーズ全部表紙のイラストレーターさんが違うので解らず、二宮悦巳さんと言う事で購入してしまいました)
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【あらすじ】都心での修業を終え、しぶしぶ実家を継ぐため帰郷した美容師の晴輝。そこで再会したのは、ずっと疎遠だった幼なじみで親友の圭治。海洋学を学ぶため街を出た圭治は、家業を継いでなぜか理髪師になっていた!!「お前はこの街にいればいい」幼い頃のまま世話を焼いてくる圭治だけど、晴輝はその真意が掴めずに!?近すぎて、その視線の熱さに気づけずにいた…藤井沢商店街シリーズ完結。
シリーズ、これ以前は歯科医一作しか読んでいないけど、土地モノとしてのテーマがじんわりするラストでした。
藤井沢商店街のみなさまが登場するグランドフィナーレのようでしたから、他の作品も読んでいたほうがエピローグに楽しめたんだろうな。
そこはおいおいと。
未読 「ゆっくり走ろう」 やまかみ梨由
既読 「歯科医の憂鬱」 高久尚子
未読 「ギャルソンの躾け方」 宮本佳野
未読 「アバルトマンの王子」 緋色れーいち
既読 「理髪師の些か変わったお気に入り」 二宮悦巳
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[理容師×美容師](幼馴染み)
シリーズ最終巻ですが、二宮さんの挿絵につられて買っただけなのでこれしか読んでません(…)。
これだけでも読めるよってレビューがあったし、実際何の問題もなかった。
しかしシリーズ物だって知っていたからこそ、出てくる人物出てくる人物、この子とこの子の話があるのかなあ…なんて想像も膨らんだり…。
攻めは無口で、一生告白するつもりがなかったのに手を出してしまったことについて色々考え込んで溜め込んで、最終的には胃に穴を開ける…っていう可哀相な子。
受けは一見チャラいけど素直で可愛い子。
すれ違い方が半端なくて、とってももどかしかった…。
前半は受け視点、後半は攻め視点でお話が描かれているから尚のこと。
引っ越してからの行く末が気になるところ。
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『ゆっくり走ろう』
『歯科医の憂鬱』
『ギャルソンの躾け方』
『アパルトマンの王子』
⇒『理髪師の些か変わったお気に入り』
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藤井沢商店街シリーズを読んでなかったので、脇役を楽しめなくって残念。シリーズ完結ということで、前作までのキャラが目一杯登場してました。後半で視点が変わって、圭治の言いたいこと言えない姿に少しイライラした。両想いってわかっている分じれったかった。手塚は、いいやつでした。最後、藤井沢を離れるっていう決断が好きです。その後の二人が気になる。
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雑誌で一度読んでたんですが、文庫になって改めまして。
無口な圭治と夢見がちな晴輝の物語。
個人的には、晴輝の「何か成し遂げたい!」っていう気持ちはよくわかります。
でも、本当は無口な圭治が、臆病なだけだった2つ目のお話の方が、ときめきました。
1話目は、晴輝視点。2話目は、圭治視点です。
幼なじみの向こうへ一歩踏み出した二人のはずなのに、ポーカーフェイスの裏で本当は臆病な圭治は、そのことをなかったことにしようとしてしまう。
おかげで、晴輝との関係はぎくしゃく。
圭治は「あんなことしなければ……」と、あの夜のことを後悔するのだが、晴輝の想いはまた、別の所にあるようで……
という話。
なんていうか、することやっておいて、「知らんふり」はキツイよねぇ……
やられた側としては。
だから、晴輝の気持ちの方がよくわかる。
でも、なかなか次に踏み出せなかった圭治の気持ちもわからなくもないよ。でも、酷い……。
それでも。
多分、人間って生きてるだけでいろんなしらがみってあると思うんだけど、それを「捨てる」って言い出せる晴輝は強いよなー……。
僕は、捨てれなくてまだ、あがいてる。
時間って無限にあるものじゃないんだ。
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前半が受視点、後半が攻視点。
寡黙で感情の起伏があまり見えなかった攻が実は、かなり繊細でものすごく苦悩しまくっていた事が後半(怒涛のモノローグにより)判明し爆笑、前半の攻のイメージをいい意味で裏切ってくれました。
シャンプーの描写がすごい気持ちよさそう。
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攻めくんの我慢強さにジリジリした一冊。我慢強いにも程がある。しかし今までのお仕事シリーズキャラが出てきてニヤリ。
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都心での修業を終え、しぶしぶ実家を継ぐため帰郷した美容師の晴輝(はるき)。そこで再会したのは、ずっと疎遠だった幼なじみで親友の圭治(けいじ)。海洋学を学ぶため街を出た圭治は、家業を継いでなぜか理髪師になっていた!! 「お前はこの街にいればいい」幼い頃のまま世話を焼いてくる圭治だけど、晴輝はその真意が掴めずに!? 近すぎて、その視線の熱さに気づけずにいた…藤井沢商店街シリーズ完結!!
出版社より