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記憶の絵
著者 森茉莉 (著)
葬式饅頭を御飯にのせ、煎茶をかけて美味しそうに食べた父・鴎外のこと、ものの言い方が切り口上でぶっきら棒、誤解されやすかった凄い美人の母のこと、カルチャー・ショックを受けた...
記憶の絵
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記憶の絵 (ちくま文庫)
商品説明
葬式饅頭を御飯にのせ、煎茶をかけて美味しそうに食べた父・鴎外のこと、ものの言い方が切り口上でぶっきら棒、誤解されやすかった凄い美人の母のこと、カルチャー・ショックを受けたパリでの生活、〈しんかき〉〈他所ゆき〉〈足弱伴れ〉などなつかしい言葉と共にあった日常のこと――。記憶の底にある様々な風景を輝くばかりの感性と素直な心でえがき出した滋味あふれる随筆集であり、いつの時代でも古びることのない本物の「洒落っ気」「哀しみ」「悦び」を味わえる一冊。
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紙の本
まさに森茉莉
2019/09/25 14:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷりしら - この投稿者のレビュー一覧を見る
達意の文章、というわけではないのだが、不思議と読ませる力がある。
内容も、同じ本の中で、また別の本の中にも二度三度同じことが書かれているのだが
「これぞ十八番のねた!」という感じで、それもまた良し。
森鴎外ファンがどう思っているかは知らないが、
森茉莉の随筆が書かれていなかったら鴎外の印象もかなり違っていると思う。