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赤いベベ着せよ…
著者 今邑 彩
鬼に我が子を食い殺された女。腹を裂かれ、血まみれの我が子は、まるで赤い着物(べべ)を着ているようだ。女はやがて鬼になり人の子を……。そんな鬼女伝説が残る町に娘を連れて20...
赤いベベ着せよ…
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赤いべべ着せよ… (角川ホラー文庫)
商品説明
鬼に我が子を食い殺された女。腹を裂かれ、血まみれの我が子は、まるで赤い着物(べべ)を着ているようだ。女はやがて鬼になり人の子を……。そんな鬼女伝説が残る町に娘を連れて20年ぶりに帰郷した千鶴は、幼なじみの知人の幼い娘が扼殺され、古井戸に投げ込まれたことを知る。それは、同じ場所で20年前に起きた幼女扼殺事件と状況がそっくりだった。やがて、他の幼なじみの子供たちも次々と殺されていく。鬼は誰か!? “ことろ”の童謡が恐怖を呼ぶ、戦慄の長編ホラー!!
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紙の本
誉めようにも誉めようがない
2002/07/26 03:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:scarecrow - この投稿者のレビュー一覧を見る
『鬼に我が子を食い殺され、恨みのあまり自らも鬼になり人の子を殺しつづける女・・・。そんな鬼女伝説が残る町に二十年ぶりに娘とともに帰郷した千鶴は、幼なじみのひとりの幼い娘が扼殺され、古井戸に投げこまれた事を知る。それは、同じ場所で二十年前に起きた幼女扼殺事件とそっくりだった。やがて、他の幼なじみの子供達も次々と殺されていく。鬼は一体誰なのか……?』
角川ホラー文庫から出版されてはいるが、これは完全にミステリー小説に分類されると思われる。しかもB級ミステリー。ストーリーはいかにもTVの2時間ドラマでありそうな展開だし、ミステリー小説の命とも言えるラストも事前に予想が付いてしまう。登場人物も皆パッとしない世間の落伍者ばかりで魅力が感じられず、むしろ読んでいてイライラする。世の中には小説が溢れているのだから、他に読む本はいくらでもあるだろう。あえて本書を読む必要性は感じられない。