読割 50
電子書籍
女生徒
著者 太宰 治
「言えば、言うほど人は私を信じて呉れません」(燈籠)。「おわかれ致します」(きりぎりす)。「女は、やっぱり、駄目なものなのね」(千代女)。こういう書き出しで始まる女性の独...
女生徒
女生徒 改版 (角川文庫)
商品説明
「言えば、言うほど人は私を信じて呉れません」(燈籠)。「おわかれ致します」(きりぎりす)。「女は、やっぱり、駄目なものなのね」(千代女)。こういう書き出しで始まる女性の独白形式による作品を集めてみた。昭和12年から23年まで作者の作家活動のほぼ全盛期にわたるいろいろな時期の心の投影色濃き女の物語集。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
待つ
2002/03/27 19:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チカ - この投稿者のレビュー一覧を見る
“太宰治”といえば暗い作風ですが この本の中にある「待つ」は一風変わっており、女性の恋心を事細かに描いてあります
今まで太宰治の『斜陽』『人間失格』等を読んで来られた方には 新しい太宰治かもしれません
今までちょっと太宰の作品は 気分が滅入るので敬遠していた私ですが この「待つ」はちょっと違います
紙の本
女性徒
2002/03/14 13:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポンタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おそらく女性を書かせたら、太宰の右に出るものはいないだろう。それは、元来から女々しかった太宰ならではのことだったのかもしれない。間違いなく傑作。普通の女流作家が書く女性よりも真実味があり、迫ってくるような迫力がある。