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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日:2010/07/01
  • 出版社: KADOKAWA
  • レーベル: 角川文庫
  • ISBN:978-4-04-136604-2

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【期間限定価格】ドグラ・マグラ(下)

著者 夢野久作

昭和10年1月、書き下ろし作品として松柏館書店から自費出版された。〈日本一幻魔怪奇の本格探偵小説〉〈日本探偵小説界の最高峰〉〈幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極〉...

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商品説明

昭和10年1月、書き下ろし作品として松柏館書店から自費出版された。〈日本一幻魔怪奇の本格探偵小説〉〈日本探偵小説界の最高峰〉〈幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極〉という宣伝文句は、読書界の大きな話題を呼んだ。常人では考えられぬ余りに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばしている。〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、十余年の歳月をかけて完成された内容は、狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に、著者の思想、知識を集大成する。

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みんなのレビュー235件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

無間地獄

2003/09/24 23:19

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふゆせ哲士 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この作品は上下巻の一大脳内ミステリー小説である。

 上巻の後半あたりから下巻の前半まで記憶喪失の主人公が正木博士なる人物の奇妙な作品をいくつも読んでいく事で進んでいく。「キチガイ地獄外道祭文」に始まり、論文、探偵小説、最後に博士の遺言状まで多岐にわたる。

 一つの作品に入れ子してまったく別の文体による作品が入っているのだ。これらは一見無関係なモノに見えるため、飛ばして読んでしまいそうになる。しかし実はこれらが下巻で解き明かされる謎への伏線になっているのだ。

 私がわざわざ下巻の方にこの書評を書いているのは、下巻の怒濤のような勢いに魅せられたからである。上巻で積もりに積もった謎は話が進むにつれその全容を次第に現していく。その一方謎はより巨大化し最後まで読むことによって完全にわからなくなる。

 この作品は下巻を読み終えたあとからはじまるのだ。そしてそれは一生終わることはない。

 ドグラマグラがなぜ奇書と呼ばれるのか? 私なりの結論は読み終えると脳の認識が信用できなくなり、最も複雑怪奇な謎としての自己がいやおうなくクローズアップされるからであると考えている。

 決して読後の後味は良くはない。人によっては気分が悪くなることもあるだろう。しかし、それほどの衝撃をうける事は確実である。

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紙の本

最高

2018/05/17 16:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:狂人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

こな作品で夢Qのファンになってしまいました!唯一無二の文体、発想、構成!他の人には書けないですね!さすが奇書!

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紙の本

人生を賭けた闘い

2016/02/28 19:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:suka - この投稿者のレビュー一覧を見る

ずっと気になっていた作品ではあったものの、文庫の装丁があまりにショッキングなため電子書籍でひっそりと読みました。
とにかく面白いです。精神異常にはなりませんでしたが、狂ったように一気読みしました。
夢野久作が10年以上の歳月をかけた傑作です。
狂人の解放治療に魅せられ、人生を捧げたのは登場人物たちだけではなく、作者自身だったのではないかと思います。

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電子書籍

力作だけど

2018/11/16 23:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

下巻で「狂人開放治療」だの心理遺伝の実験だのの中心にいる「呉一郎」なる人物の家系の男に出る気狂いが1000年以上の昔のご先祖が作った死美人画の巻物によって引き起こされていた、とか呉一郎の母(と彼女が所有するとされた巻物)を巡って若林博士と正木博士が争った過去などが正木博士の遺書および告白によって明らかにされて行きます。下巻では新しい展開がどんどん提示されるので、上巻のような苦痛もなくどこに物語が辿り着くのかハラハラしながら一気に読み進めることができました。2年前の呉一郎の母殺し、そして大賞15年の呉一郎の従妹にして許嫁のモヨ子の絞殺とその母八代子に対する暴行が、呉一郎の先祖呉清秀の因縁に端を発したもので、呉一郎にその因果な巻物を与えて発狂を促した人物は誰であったかというのが後半の謎の焦点となるのですが、この謎は結局のところ白黒はっきりとは片が付いておらず、また「狂人開放治療場」が閉鎖されるに至った事件の本当の原因も未解明のまま、さらに「わたし」の記憶も完全に戻ることなく、自分の時間差認識であるところの「離魂病」なる病の症状を自覚するに留めて話が終わってしまい、これぞ「奇書」たる所以なのかと納得できるようなできないような何とも言えない読後感を残します。

当時話題となっていたフロイトの精神分析や夢分析、リビドーに関する理論などがふんだんに取り入れられ、犯人なき犯罪だの暗示による犯罪だのと血筋に現れる狂気をブレンドした非常に興味深い小説ですが、現代の精神医学に通用するものが恐らくただの一つもないところがこの力作をちょっと哀しいものにしてしまっているような気がします。

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2011/12/20 00:58

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2005/09/14 12:07

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2004/10/22 01:13

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2005/01/17 02:03

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2006/08/23 08:55

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2008/04/15 23:58

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2007/02/01 00:37

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2006/08/29 05:21

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2007/03/27 22:50

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2006/01/31 13:29

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2006/02/23 16:16

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