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パレット文庫 いじっぱりジュリエット
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いじっぱりジュリエット (パレット文庫)
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紙の本
ジュリエットどころか、ロミオの方まで意地っ張り。
2002/04/28 01:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちらっと見たあとがきに、幽霊モノ、という単語を見つけて、普通のボーイズラブを読みたい私は、大丈夫かなぁ、好きになれる話かなぁと心配でしたが、結果的にはよかったです。
幽霊モノと言っても、主カップルは先祖代々から因縁のある家に育った生身の(笑)高校生クンたちで、幽霊そのものがしゃしゃり出てくるわけではなく、逆に「幽霊の出る話」として期待して読むと期待ハズレになるかも。
肝心な主キャラの2人は、さすがパレット文庫のせいか、最後の一線は越えたりしていませんが(笑)、キスよりはちょびっと進んだりもしているし、何と言ってもタイトル通り、ジュリエットどころか、ロミオの方まで意地っ張りなので、すぐに喧嘩ごしになるのだけれど、どこかお互い秘める気持ちがあるようなやりとりが、不器用っぽくてよかった。
まあ、そんな先祖代々から仲の悪い家ってあるのかな?という素朴な疑問はあったけれど、キャラ的には、どうもありがちな、ヒーロー的なキャラではなく、頑張っても今一つ成果に現れないような、かっこわるい部分を持ち、それを自覚していて、すごく落ち込んだりするのに、それでも頑張って努力しているところに好感が持てた。
紙の本
大嫌いだった筈なのに…
2002/05/10 01:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クックドゥ - この投稿者のレビュー一覧を見る
17歳の松樹裕太と桐江省吾は、形だけの幼なじみ。
両家はチョンマゲ時代からの商売がたきで犬猿の仲
なのだ。
そんな訳で、同じクラスでありながら、学校で一切
口をきかない二人。
何故かバイトまで一緒になってしまった二人は、些細
なことからケンカし、バイト先の店長の宝物・ガラス
の少女を壊してしまう。
弁償代を作るため、2人はご先祖様が残したという伝説
の指輪を探しに洋館の別荘へ行くことになって…。
洋館へ向かう道中、お互いのことを話す二人。
今までろくに口も聞かなかった二人は、初めて知る相手
の気持ちや姿に、興味を覚え、会話もはずみます。
わけもわからない子供の頃から、お家の事情で付き合い
を禁止されて来たけれど、本当は二人だって、幼なじみ
と仲良くしたかったから…。
指輪探しを経て、二人の心は一瞬近付くものの、また遠
ざかってしまう。
お互い、不器用で意地っ張りなんですよね。
大嫌いだった筈なのに、いつの間にか心を大きく占める
ようになった存在に気が付いた時、ある事件が起こって、
裕太は「昔からお前が好きだった」と省吾の本心を初めて
知ります。
省吾の告白シーンは、男らしく、潔くて素敵でした。
この先波乱もありそうだけど、若い恋人達は乗り越えて
いけますよね。
だって、意地っ張りなお互いも含めて好きなんですから♪
初々しくて、可愛いお話でした。とても、オススメです!