人生を二度生きる――小説 榎本武揚
著者 童門冬二 (著)
幕臣でありながら五稜郭落城後、請われるまま明治新政府に奉職し、世に「裏切り者」と嘲られた榎本武揚。なぜ榎本は、残された命をかつての仇敵に捧げ、新政府の礎作りに邁進したのか...
人生を二度生きる――小説 榎本武揚
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商品説明
幕臣でありながら五稜郭落城後、請われるまま明治新政府に奉職し、世に「裏切り者」と嘲られた榎本武揚。なぜ榎本は、残された命をかつての仇敵に捧げ、新政府の礎作りに邁進したのか? 動乱の時代、二つの政府に仕えた男の信念と活躍を描く歴史長編。
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江戸っ子から見た榎本武揚
2001/07/15 13:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みりぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
榎本武揚は幕末に、江戸城無血開城に不満をもつ武士たちを引き連れ、共和国設立を夢見て北海道に渡り、明治新政府と五稜郭で戦った結果、負けたにもかかわらず、その後、新政府の役人として活躍した。榎本武揚は同時代に活躍した人々の中では地味な存在である。そこに問題点を見出し、榎本武揚の才能、経歴を面白く、また、鋭く書かれているこの本は、今まで榎本武揚を知らなかった人にも、お薦めの一冊である。
また、著者自身が江戸っ子であるため、江戸っ子資質としての榎本武揚、同じ江戸っ子である勝海舟との比較という視点からもかかれていて興味深い。