カエサルを撃て
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カエサルを撃て (中公文庫)
著者紹介
佐藤賢一 (著)
- 略歴
- 1968年山形県生まれ。東北大学大学院で西洋史学を専攻。99年「王妃の離婚」で直木賞受賞。ほかの著書に「象牙色の賢者」など。
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紙の本
ウェルキンゲトリクス 対 カエサル
2023/06/27 09:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
フランスは昔、ガリアと呼ばれていた。諸部族が割拠し、離合集散を繰り返す土地だった。そこに、巨大なローマが侵攻していく。
ガリアはまとまり、一人の英雄を生み出した。それが、ウェルキンゲトリクスだ。
混とんとしたガリアに君臨するウェルキンゲトリクスはメチャクチャな戦いぶりだが、ローマを翻弄する。
カエサルとウェルキンゲトリクス、ローマとガリアの結果は。
紙の本
対象的な総大将の熱き戦い
2023/02/18 10:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タラ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
紀元前52年。ローマ帝国に支配されたガリア。多くの部族をまとめ、もう一度ガリアの誇りを取り戻そうと若きウェルキンゲトリクスが立ち上がる。それに立ち向かうのは、ローマという大国でもまれながら生きてきた中年男カエサル。いざ戦いの行方は。
戦争が始まればどちらかが必ず敗者になる。それは分かっていてもどちらにも負けてほしくないと思わせる魅力がどちらの総大将にもあり、面白かった。
また、的確な目標を定めたらそれ以外のことには目もくれず、ただひたすらにその達成のために尽力するガリア王の姿には学ぶこともあった。
カエサルの都合のいいように書かれているかと思うが、これを機にカエサルが書き残したとされるガリア戦記も読んでみたいと思った。
紙の本
筆が走っている
2022/11/13 17:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
カエサルの自画自賛の名著「ガリア戦記」が種本であるのは自明なことであるが、佐藤賢一がエンタメ風に語るとこの様になるのだな、という典型例である。種本のガリア戦記も読んだことがあるので、「敵側から見るとこのようにみえるのだな」とか「ほうほう このように脚色したか」と読んでいてとても面白かった。全体的に書きすぎるほど筆が走っているようなきがする。