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恐怖の谷【阿部知二訳】

著者 コナン・ドイル (著) , 阿部知二 (訳)

シャーロック・ホームズ第四の、そして最後の長編は、彼の最大の敵、悪の天才モリアーティ教授との死闘である。ホームズのもとにとどいた殺人の警告文――だが時すでに遅く、被害者は...

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恐怖の谷【阿部知二訳】

税込 330 3pt

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シャーロック・ホームズ第四の、そして最後の長編は、彼の最大の敵、悪の天才モリアーティ教授との死闘である。ホームズのもとにとどいた殺人の警告文――だが時すでに遅く、被害者は惨殺されてしまった。ディクスン・カーがドイル長編中のベストとして推す傑作。

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みんなのレビュー6件

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評価内訳

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紙の本

シャーロック・ホームズ最後の長編。産業革命で生まれた労働者層を仕切るために派生してきたギャング−−そんな米国裏社会の歴史がわかる読み応えある1冊。

2001/07/17 13:48

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ホームズものの長編では『バスカヴィル家の犬』がナンバー1の誉れ高いようだが、四つのペンネームを使った長編ミステリーの名手ディクソン・カーがベストに推していたのは、本書『恐怖の谷』だったらしい。

 私もこの作品の、特に第2部が秀逸だと思う。
 トリックだとか読み手に与える衝撃とかいうことではなくて、ひとつの時代とか社会というものを見事に描ききっているという点、善に対する悪のあり方というものを掘り下げて書いている点が、推理小説という枠を越えて読み物として魅力的だと思う。

 第1部は、英国サセックス州の小村が舞台。ベーカーストリートでホームズとワトソンが科学的犯罪者・モリアーティ教授から舞い込んだ暗号文を読解し終わると、ロンドン警視庁の警部がやってきて殺人事件を告げる。何とそれは暗号文に予告されていた通りの事件だった。
 警部と村に出向いたホームズたちは、当主が殺されたという館へ出向く。濠に囲まれ、はね橋で行き来する館は、夜間にはひとつの島になる。わくわくさせられる現場なのである。
 殺された当主の腕には秘密結社のメンバーを表す烙印があり、結婚指輪だけが外されているという不思議に、古典的な推理小説の醍醐味を感じる。
 調査を行ったホームズは、濠に鎮められた包みから興味深い証拠品を発見し、入り組んだ殺人事件の真相を解いていく。「ほおっ」と感心させられる謎が飛び出してくる。

 この事件には実は複雑な因縁があった。第2部は米国の開拓時代の炭鉱の町に舞台を移す。主人公は、シカゴから流れてきたイキのいい男。<大自由人団>という結社のメンバーで、その人脈を頼りにこの町で生きていこうとしている。
 ところが、シカゴと異なり<恐怖の谷>と呼ばれる陰気なこの町では、その結社が暴力団としてのさばり、粛清の殺人事件を繰り返していたのだ。
 流れ者の男は、その事実をうとましく思ってはいたものの、結社のメンバーとして顔見世をする義務があり、徐々に暴力団に取り込まれていく破目になる。

 第1部でも第2部でも意外などんでん返しを楽しめる。1粒で2度おいしいというやつだ。
 19世紀末のアメリカの開拓時代・ゴールドラッシュの時代の下層階級の暮らしぶりがよく描かれていて、そういった人びとをたばねるために正規の法ではなく、暴力団が社会を仕切っていた様子がよくわかる。
 それは、太平洋戦争ののち、東京や大阪はじめ各都市に勢力を伸ばした日本のヤクザ組織に酷似している。混乱する社会では、力をもった集団がそれぞれのやり方で統制を行っていかないと、上からの政治では社会が立ち行かないという姿。
 マフィアやヤクザがある時代担わなくてはならなかった機能があり、それが確かに裏側で社会を支えていたのである。

 素人のいっちゃった人が起こすわけのわからない残虐な事件に比べ、構図がよくわかる必要悪の存在には納得できるものがあるとさえ感じる。史観と社会観のある小説は古びることなく普遍性がある。

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紙の本

モリアーティ・サーガ

2014/10/13 10:08

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

スティーブンスンの「バラントレーの若殿」で同じように新大陸を無法者の跋扈する冒険の舞台に選んだのが1889年で、25年後にもその地を選んだのが相応しかったのだろうかと考えると、ガソリン自動車が普及して初めて秩序が国土の隅々まで行き渡るようになった及ぶようになった、といったところかもしれない。ドイル自身は本作の少し前に、南米の秘境を舞台にした「失われた世界」を書いているので、アメリカを舞台にした冒険小説も既定路線かもしれない。同時代の米国には「快傑ゾロ」のマッカレーもいるし、E.R.バロウズ「火星のプリンセス」なんてのもあり、冒険魂に火がつき過ぎたご時世とも言えるかもしれない。
とにかくゴールドラッシュの勢いの名残りか、荒くれ者達がそこかしこにたむろっているどころか、裏組織によって地域全体を牛耳り、人々は恐怖におののいている。この組織に関わる事件と冒険が、ロンドンから遠からぬ田舎町においてホームズに予告された殺人事件の起爆点となる。
この悪の組織に挑む男の一つの物語に対し、ホームズはその組織を包含する存在としてモリアーティ教授の組織を示唆し、自らがその組織に挑もうとする。この二重構造が成立して、説得力を持ち得たのも、ホームズの名声のおかげでもあるだろう。
このような背景を持つ、そして実際にも奇妙な殺人事件は、単に推理力や蘊蓄だけで解決できたのではなく、巨大な組織的背景の存在を想定できた探偵であればこその解決だった。言い方を変えれば、事件は社会的背景を持って発生するのであって、それを把握していなければ真相には辿り着けないということを示している。ドイルは「失われた世界」のような壮大な冒険小説の一方で、市井の事件にも世界的視野の構造を、人気の名探偵の力を得て持ち込もうとしたのかもしれない。同時にそれは悪の帝国の歴史をも予感させるし、ヴィクトリア風というだけでない、チェスタトンのように社会の矛盾を撃つ物語の流れにも乗りかかっているもののようだ。

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