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窓を開けますか?(新潮文庫)
著者 田辺聖子 (著)
私、岸森亜希子、三十二歳のOL。“極楽とんぼ”と言われながらも、自分のタイムテーブルに従って楽しく生きているうちに、自然にハイ・ミスとなってしまった。恋人はもちろんいるけ...
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窓を開けますか? 改版 (新潮文庫)
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商品説明
私、岸森亜希子、三十二歳のOL。“極楽とんぼ”と言われながらも、自分のタイムテーブルに従って楽しく生きているうちに、自然にハイ・ミスとなってしまった。恋人はもちろんいるけれど、オトナの女ともなれば、すんなりゴールインとはいかぬ事情があるのだ……。結婚へのあこがれと不安が交錯する、さまざまな独身女性の心の窓の風景を、ペーソスとユーモアで描く長編小説。
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紙の本
一緒に笑うのが恋の始まり
2001/02/23 18:55
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「人はその恋人が誰かと浮気の末寝る方が、誰かと一緒に笑っていられるよりは耐えられるものだ」というのはサガンの言葉であるが、その意味は、体とか性欲なしの関係こそ逆に強い心の絆で結ばれている証だ、ということなのだろう。
しかしそんな難しいことを言わなくても、筆者の言うとおり「一緒に笑うのが恋の始まり」だからなのかもしれない。
シリアスにならないところが魅力の田辺聖子だと、わたしは常々思っているが、この一冊もなかなか満足させてくれる。