五味康祐 音楽巡礼(新潮文庫)
著者 五味康祐 (著)
ドビュッシーのピアノ曲に霊感を得て執筆した小説が芥川賞を受賞した。剣豪作家として評価は高まっても、原稿料の大半は、レコードと高価なオーディオ機器に消えていった……。音楽へ...
五味康祐 音楽巡礼(新潮文庫)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
ドビュッシーのピアノ曲に霊感を得て執筆した小説が芥川賞を受賞した。剣豪作家として評価は高まっても、原稿料の大半は、レコードと高価なオーディオ機器に消えていった……。音楽への畏怖とあこがれを抱きつづけ、生涯、よりよい音で音楽を聴くことに情熱を傾けた一人の作家が、名曲について、名演奏について書き残した真情あふれる音楽エッセイ集。「バルトーク」「少年モーツァルト」「シベリウス」「ラヴェルとドビュッシー」「死と音楽」「日本のベートーヴェン」など19編。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
再読の手応え、ずっしりの音楽エッセイ
2017/03/18 10:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:takuya - この投稿者のレビュー一覧を見る
20代の頃紙文庫版の新書で購入も、藁版紙のような質の紙で経年による焼けが激しく、落丁状態なので買い換えました。西方の音&五味康佑オーディオ巡礼の二著書から、編纂した内容です。音楽に対する繊細な感覚、演奏家に対する容赦ない文言が縦横無尽に語り尽くされる、裸身の著者が立ちはだかる趣の本です。イタリアオペラへの蔑視的な御見解が、私としては抵抗を感じたものの、クラシック音楽に傾倒されている方には、是非御一読をお薦めしたいです。