電子書籍
面白い
2018/03/21 14:44
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投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気に読んでしまった。
心霊物のようで、心霊ものじゃない。この登場人物での続編が読みたくなる話だった。
電子書籍
前半は
2021/02/11 09:20
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投稿者:zuka - この投稿者のレビュー一覧を見る
寂れた村にまつわる天狗伝説、少年たちの行方不明事件、相次ぐ自殺など謎がてんこ盛り。主人公道夫に聞こえる不気味な声と写真の被写体の背中に写りこむ目は何を意味するのか気になる。飄々として見える心霊現象探求家の真備も何やら複雑な過去がありそうで気になります。
紙の本
恐怖の先を見つめる
2020/09/19 00:06
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
神隠しから背中の眼まで、オカルトの雰囲気から幕を開けていきます。人間の醜さを描きつつ、ラストに待ち受ける小さな奇跡に救われました。
紙の本
雰囲気がいい
2016/09/04 06:36
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
初道尾作品。なんともいい雰囲気の本です。設定といい、背の眼と自殺との関連という謎といい、どういう結末で終わるのか、後半の下巻が楽しみです。
紙の本
下巻のための上巻
2016/08/01 19:12
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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっと真備シリーズ第一巻に手を出した。ホラー小説とのことだけれど、そんなに怖くない。無理無理と思って、手を出してこなかったジャンルだけれど、あれ、平気?年齢とともに神経も図太くなっているのかなw「天狗の仕業か、たたりか」10歳に満たない少年が死んだ。人の手に寄るものなのか、村人が囁く「天狗」の仕業なのか、真相を探るべく真備一行が福島の寒村へ足を運ぶ。上巻はとりあえず事件がたくさん起こり、登場人物のある意味紹介のようなもの。だからあまり怖くないのかな。どちらにしろ、謎が明かされていくのは下巻。さあ、下巻へ!
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期待の作家のデビュー作という事で文庫落ちを待って購入。心霊写真、子供の失踪、天狗伝説、東海道五十三次、殺人事件…幾つかのピースを巧みに配置しつつ、物語が展開していく。本格ミステリとまでは言い切れないが、ホラーの部分に目を瞑って割り切ってしまえば、ミステリとしての完成度は割と高いと思う。登場人物が某作家の有名シリーズに酷似している点にケチを付けたがる向きがあるかもしれないが、個人的にはそこまで気にならなかった。中盤以降のスピード感ある展開は見応えアリ。なかなか驚くべき結末で楽しかった。
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続きが気になってぐいぐい読ませます!!
果たしてオカルトホラーなのか?それともミステリなのか?それとも両方なのか?下巻が気になるところです♪
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怖い。怖すぎる。活字をおいながらこれほど恐怖に慄いたのは初めてでした。
道尾さんってホラー作家だったんですね。最近の作品から入ったのでこういうジャンルの物語だったとはかなり意外でした。
この人凄い成長してるなって思いました。カラスに比べてまだちょっと読ませる文章力?が、ちと弱いかなと思います。
しかし、それ以上に気になるストーリー展開。怖い、怖すぎるけど、このままにしておくほうがもっと怖い。
しかたない。続きを怖れながら覗いてみるとしますかな。
(2008.12.4)
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「レエ……オグロアラダ……ロゴ」の連なりを始めに見たとき、おいおいこの小説は大丈夫だろうな、と色んな意味で思ったが、真備と道尾のキャラクターが楽しく、すぐに雑念は吹き飛び入り込むことができた。
去年から気になって仕方なかった道尾作品にようやく着手し始める。まずはこの作品から選んだ。
雰囲気作りが上手く、非常に読みやすい印象を受けた。
白峠村で道尾が聞いた児童連続失踪事件と謎の声。
真備の元で見た、被写体の背中に眼とおぼしきものが映りこんだ4枚の心霊写真。
またその被写体たちが皆、撮影後自殺しているという事実。
再び真備と北見と共に白峠村に行くことになった道尾は何を知り、見るのか。
下巻に続く。
というか、「真備」が一発変換で出ないじゃないか!
わざわざ「吉備真備」と打つしかない面倒臭さ。さすが真備。
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読みやすい。けどキャラが薄い。
ホラーの裏にトリックがなく少しがっかり。
でも、そのホラーな部分の描写は好き。
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2009/4/29 アシーネダイエー甲南店にて購入
2009/8/1〜8/4
通勤電車内で読み終わる。
作家の道尾は福島県のとある温泉に保養に出かけるが、そこは児童連続失踪事件が起こっている白峠村であった。そこで道尾は霊の声を聞き、心霊を探求している大学時代の友人真備のもとを訪れる。そこで眼にしたのは、背中に眼が写った4枚の写真で、背中に眼が写った人達はまもなく全員自殺していた。真備とその助手凛(森江春策の助手、ともかちゃんと並んでヒットかも)とともに白峠村に戻った道尾。宿の主人から村の言い伝えを聞き、ますます謎が深まる。
道尾氏のデビュー作で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。私にとっても初道尾作品だが、なかなか面白い。さすが最近評判なだけある。下巻も楽しみ。
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第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。
福島県・白峠村に旅行にやってきた作家の道尾。あきよし荘という宿に泊まり、宿主の歌川に手厚くもてなされとても満足だったのだが、散歩で出かけた白早川の上流で気味の悪い正体不明の声を聞く。背筋が凍りついた。なぜかはわからないが、ここにいてはいけないと第六感が告げている。恐怖にかられた道尾はすぐさま逃げ帰った。そして、大学時代の友人・真備庄介(まきびしょうすけ)が構えている『真備霊現象探求所』に相談する。
道尾の不思議な体験と共に、白峠村での昔の出来事や天狗の話、真備霊現象探求所に送られてきた案件(背中に眼が写った心霊写真&その人物が自殺をしてしまう)について書かれている上巻。真備庄介=ホームズ役、道尾=ワトソン役のように役割ははっきりしているが、ミステリよりもやはりホラー&オカルト色が強い印象。
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「向日葵」が良かったので、早速他の作品も手にとってみました。
まだ前半だけなのでなんとも言えませんが
この先に期待できそうな印象は受けます。
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私はこの作品の続編に当たる「骸の爪」の方を先に読んでからこちらに取り掛かったのだが、細かな伏線など含めた完成度そのものは「骸の爪」に若干及ばぬものの、核となる道尾、真備、凛の性格付けと関係性はすでに確立しており、充分読み応えがある。
“マトモな”ミステリーの多くが、一見超常現象に見える事象を提示した上で、実はそれはすべて科学や理屈で説明できるものであった、という展開を広げていくわけだが、この本は心霊現象を心霊現象として置き留めたままに、理性的なロジックを共存させようと試みているところがすごい。
長編デビュー作ならではの、挑戦的な作品だと感じた。
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ホラーミステリ…ていうんですかね。ホラー部分が妙に都市伝説っぽくて何かのトリックの一種かと思いましたがホラーのようでした。ミステリ部分とかキャラは面白くて最初はストーリーなぞどうでもよさげにキャッキャしてますが微笑ましい。んでちゃんとその部分も収拾つけているので安心。(その前に読んだ本がひどかったので)