盗作狩り 【五木寛之ノベリスク】
著者 五木寛之 (著)
東洋テレビの看板報道番組・企画取材スタッフの夏木が、低視聴率を議題とするスタッフ会議で、突飛な企画を提案する。文部大臣の盗作疑惑を取り上げて、特集番組を組もうというものだ...
盗作狩り 【五木寛之ノベリスク】
私刑の夏 【五木寛之ノベリスク】
素敵な脅迫者の肖像 【五木寛之ノベリスク】
商品説明
東洋テレビの看板報道番組・企画取材スタッフの夏木が、低視聴率を議題とするスタッフ会議で、突飛な企画を提案する。文部大臣の盗作疑惑を取り上げて、特集番組を組もうというものだ。企画は会議で支持を得、取材が始められる。時の文部大臣が作詞をした中学の校歌の歌詞が、ある市が3年前に公募して佳作に選ばれた作品と同じだと指摘する手紙を、夏木は受け取っていた。取材を進めるうちに、驚愕の事実が次々に露見し……。
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結末は、やや呆気ないが
2024/02/13 00:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
「さらばモスクワ愚連隊」、
「蒼ざめた馬を見よ」、
などとともに、1967年に
出版された著者の最初期の
作品集です。
個人的にオススメなのは、
ベトナム戦争期の日本の港町にある、
米国軍人が集う酒場での、
人間関係を扱った表題作と、
大東亜戦争終戦期の
大陸からの引き上げを題材にした
「私刑の夏」。
露軍の蛮行が世間の耳目を集めている時期に手に取るに相応しい
2023/06/17 03:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の半島引き上げ経験を下敷きにしたと
思しき、重苦しい背景設定の話です。
自身に生じた出来事が余りに過酷で、
「運命の足音」を書くまでは、この程度の
短編で扱うのが精一杯だったのでしょう。
結末こそ、やや拍子抜けですけれど、
著者の創作活動の根っこにある体験に
思いを巡らせるには都合のいい一篇かと。
