電子書籍
おとなの楽習 18 音楽のおさらい
著者 川口瑞夫 (著) , 現代用語の基礎知識 (編)
この本を手に取ってくださる皆さんの多くは、CDを買ったり、カラオケやコンサートに行ったりして、音楽の楽しさをよく知っていると思います。ところが、音楽について勉強しようとす...
おとなの楽習 18 音楽のおさらい
音楽のおさらい (おとなの楽習)
商品説明
この本を手に取ってくださる皆さんの多くは、CDを買ったり、カラオケやコンサートに行ったりして、音楽の楽しさをよく知っていると思います。ところが、音楽について勉強しようとすると、楽しかったはずの音楽が急に難しくなってしまいます。学校の授業でも、歌ったり合奏したりしている時は楽しいのに、音楽史や譜面の話になると、頭が痛くなってしまったのではないでしょうか。
この本では、「古典派とロマン派ってどう違うの?」「8ビートって何?」といった、皆さんが日ごろ音楽について感じる素朴な疑問に答えてみました。音楽の仕組みを理解することと、譜面が読めることは同じではありません。皆さんが音楽に感じている“大好きだけど難しい”というイメージを少しでも解消することが、この本の目標です。
【目次】
1章 音楽史
■クラシック=古典派の謎
・そもそもクラシック音楽って?
・バロックとロマン派は6人だけ!?
・すべては「古典派」から始まった!
・『四季』が発見されたのは戦後!
■古典派の音楽家たち
・市民のための音楽
・交響曲の父・ハイドン
・神童・モーツァルト
・苦悩するアーティスト・ベートーヴェン ・・・ほか
2章 音楽理論
■長調と短調
・全音と半音の並び方が違う!
■ドレミ(音階)の基礎知識
・階名と音名
・ハ長調の基礎知識
・その他の長調
・長調と短調の五線譜の見かた
■長調・単調以外の音階
・ジャズでおなじみの教会旋法
・民謡の大半は5音音階
・現代人には身近なブルース・スケール
・音楽における調性とは? ・・・ほか
3章 楽器
■楽器の紹介
・オーケストラで使われる楽器とその編成
・和太鼓、その他
「図解」基本的なオーケストラの配置図
著者紹介
川口瑞夫 (著)
- 略歴
- 1964年東京生まれ。大学時代は「明治大学全米トップ40研究会」に所属。大学卒業後、編集者・ライターに。各種雑誌、ムックに寄稿。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
楽しい音楽の教科書
2010/09/22 11:31
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ランニングマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学時代、CDはよく聞いていたけど音楽の授業は苦手でした。そう、まさにこの本で作者の方が言ってるような学生でした。曲だけがずらーっと並んでいる薄い音楽の教科書は別に好きでも嫌いでもなかったのですがこういう教科書だったら、もっと興味が持てたのにと思ってしまいます。作曲家のエピソードは「音楽室の肖像画の人物はこういう人たちだったのか」となんだか中学時代に戻った懐かしさを覚えますが、最もよかったのは音楽理論の話です。リコーダーを吹くのに教科書に小さく書いていた「ドレミ〜」の音階はこういうことだったのかと納得、感心してしまいます。感覚だけではない、理論としての音楽を理屈っぽくなりすぎずに分かりやすく教えてくれる本です。