電子書籍
水滸伝 十九 旌旗の章
著者 北方謙三 (著)
最終決戦の秋(とき)が訪れる。童貫(どうかん)はその存在の全てを懸けて総攻撃を仕掛けてきた。梁山泊は宋江(そうこう)自らが出陣して迎え撃つ。一方、流花寨(りゅうかさい)に...
水滸伝 十九 旌旗の章
水滸伝 19 旌旗の章 (集英社文庫)
商品説明
最終決戦の秋(とき)が訪れる。童貫(どうかん)はその存在の全てを懸けて総攻撃を仕掛けてきた。梁山泊は宋江(そうこう)自らが出陣して迎え撃つ。一方、流花寨(りゅうかさい)にも趙安(ちょうあん)が進攻し、花栄(かえい)が死力を尽くし防戦していた。壮絶な闘いによって同志が次々と戦死していく中、遂に童貫の首を取る好機が訪れる。史進(ししん)と楊令(ようれい)は、童貫に向かって流星の如く駈けた。この国に光は射すのか。漢(おとこ)たちの志は民を救えるのか。北方水滸、永遠の最終巻。
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紙の本
死闘
2020/03/14 12:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
梁山泊と宋軍の死力を尽くした闘いに次々と将校たちが死んでいく。その死に様は無念もあるが自分がやるべきことを果たしたことがにじみ出て悲愴感はなかった。
全巻通して、敵味方隔てなく、一人ひとりの人物の思い、生き様が丹念に描かれ、世界に浸りきることができた。
梁山泊の志は、宋江から楊令へ受け継がれた。光を探す楊令の物語がスタートする。
紙の本
何度も
2015/08/31 22:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:shooting-star - この投稿者のレビュー一覧を見る
北方水滸伝全19巻。これで何度読んだことか。
初めは物語の面白さと漢(おとこ)たちのかっこよさにぐいぐい魅かれてあっという間に読み終えた。
2回目以降はじっくり。「あぁもうこんなところでこの人が出てきていたのか!」「これは後のあれにつながるんだな」と再読の楽しさを堪能。
水滸伝は漢たちの様々な死にざまが描かれているが、どれも壮絶でどれも泣ける。どの漢たちも精一杯生ききっている。熱い物語を読みたいならこれです。
電子書籍
水滸伝 19 シリーズ
2023/08/04 08:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
腐敗した宋の国の政治体制に対して、立ち上がった熱き心を持った仲間が集まった話の水滸伝。
数多くの者たちが集まり、そして、志半ばで舞台を降りて行った者たち。最終巻。
宋の軍も大きな痛手を負いつつも、梁山泊に迫る。
誰が行き、そして、亡くなっていったのか。誰が、彼らの志を受け継ぐのか。
紙の本
続くのか…
2019/06/26 16:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
梁山泊の最後は…。宋江は…。楊令が次のボス!
楊令伝に続くのはわかるが、終わり方が微妙…と思えてならない。
でも、水滸伝、面白かった!!再読したい。
電子書籍
19巻の旅、ついに完結!
2012/12/07 00:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sleeping lion - この投稿者のレビュー一覧を見る
そうか、こういう終わり方なのか。
ただし、儚いからこそ、漢たちなのかもしれない。
本当に心から面白かった。
これは次の楊令伝を読まないといかんです。
結局、一番好きだったのは誰かと言われると、最後の数巻で楊令になってしまいました。
楊令はもう、私の息子です。
ああ、面白かった!
しかし誰が生き残っているのか。
むしろ生きている人は数名なのかも。
紙の本
オチが惜しい、が・・・
2008/06/25 00:04
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岸四 - この投稿者のレビュー一覧を見る
3週間ほどで一気に19巻まで読み進んだ。しかし、結末としては、何とも肩透かしな感じ。散り際に激しさや華が欲しかった。「楊令伝」に続くからまだ許せるけど、これでホントに完結だったら、心底がっかりしたと思う。ということで、この評価は、あくまで19巻単体としての評価。まあ、どんなに低い評価がついていても、18巻まで読んだ人は、手に取らずにはいられないだろうけど。シリーズ全体を通して評価すれば、5つ星。「志」を持って生きることの、なんと素晴らしきこと!