「律」に学ぶ生き方の智慧
著者 佐々木閑 (著)
「本当にやりたいこと」を実現するには、どうすればよいのか――? 日本仏教から失われた釈迦の教え「律」には、現代社会を幸せに生きるヒントが隠されている。理系出身の仏教学者が...
「律」に学ぶ生き方の智慧
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商品説明
「本当にやりたいこと」を実現するには、どうすればよいのか――? 日本仏教から失われた釈迦の教え「律」には、現代社会を幸せに生きるヒントが隠されている。理系出身の仏教学者が、古代インドの宗教界から、現代日本の科学や政治の問題まで、縦横無尽に行き来しながら、「律」に秘められた釈迦の哲学をわかりやすく読み解く。
著者紹介
佐々木閑 (著)
- 略歴
- 1956年福井県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。花園大学文学部国際禅学科教授。日本印度学仏教学会賞、鈴木学術財団特別賞受賞。著書に「出家とはなにか」など。
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仏教の律について
2024/02/01 17:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本では(残念なことに)あまり意識されていない仏教の律について現代社会の組織のあり方も含めて解説されている。2500年前から仏教という組織が続いてきた秘訣がわかる。
「オウムとは何であったか」を知る本
2011/05/08 11:01
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:碑文谷 次郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
釈迦とその弟子たちによって制定されたという「律」、天平の時代に唐から鑑真和上が伝えたという「律」、そして日本仏教界では失われ、スリランカ、ミャンマーなどのサンガでは生き続けているという「律」・・・その「律」とは何だろうか?という素朴な疑問から本書を購入しました。説明の途中に、原始仏教との比較対象として何故か「オウム真理教」がちらほら出てきます。せめて、親鸞とか、禅宗とか、あるいはキリスト教会、イスラム教団における「ルール」「サンガ内の決め事」との異同を繙いてもらえれば、より広い視野から原始仏教思想が際立つのに、と思いつつ読み進むと、何と突然「第四章 オウム真理教はなぜ壊れたか」と独立した1章が登場します。ここで麻原彰晃の生い立ち、選挙での惨敗やら地下鉄サリン事件までが丁寧に説明されますが、オウムに関心のある人以外にとって、”それがどうした”と云いたいことばかり。第五章以下でも折に触れてオウムの話を聞かされるのか、本当に「律」についての理解が深められるか――少々不安な時点で(通読する以前に)自腹購読者の感想を記しました。