電子書籍
戦中派焼け跡日記
著者 山田風太郎 (著)
昭和21年の日本を克明に綴った傑作日記。昭和21年。のちに山田風太郎として、さまざまな人気作品を世に送り出すことになる希代の物語作家は、そのとき、24歳の医学生だった。勉...
戦中派焼け跡日記
戦中派焼け跡日記 昭和21年 (小学館文庫)
商品説明
昭和21年の日本を克明に綴った傑作日記。
昭和21年。のちに山田風太郎として、さまざまな人気作品を世に送り出すことになる希代の物語作家は、そのとき、24歳の医学生だった。勉学に勤しみながらも、大量の本と映画に囲まれていた。
〈吾々はこの前途に全く光のない暗黒の惨憺たる日本に生きている。聞こえるもの飢餓の呻きと「戦争犯罪人」への罵倒と、勝利者への卑屈な追従の声ばかりだ〉
激変する情勢、占領下での厳しい暮らし、東京裁判と天皇の巡幸、変節する人々の価値観……。
激動の一年を克明に綴りながら、透徹した目で何を見、何を考えていたのか。 第一級の昭和史資料が、ついに電子化。
『戦中派虫けら日記』『戦中派不戦日記』に続く、山田風太郎の戦後日記の第一弾。
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勉強になった
2018/12/30 00:31
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦中に、個人個人はどういう気持ちで生きていたかは、聞かないとわからないと思う。
だからこそ、こういう風に日記風に書いてくださると、想像しやすい。
次世代につなげたい。