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羽月莉音の帝国8(イラスト簡略版)
株式市場を使ってボロ儲けする究極の方法!ロシアとの経済戦争にどうにか勝利した俺たち。だが莉音の父・一馬を人質に取られ、俺たちはロシアのボス・プチロフに呼び出されていた。銃...
羽月莉音の帝国8(イラスト簡略版)
羽月莉音の帝国8
羽月莉音の帝国 8 (ガガガ文庫)
商品説明
株式市場を使ってボロ儲けする究極の方法!
ロシアとの経済戦争にどうにか勝利した俺たち。
だが莉音の父・一馬を人質に取られ、俺たちはロシアのボス・プチロフに呼び出されていた。銃を突きつけられ、引き金に手をかけられた瞬間から、交渉が始まった。
出された条件は、対ロシア戦で資金繰りが火の車になった革命部グループにさらに追い打ちをかけるようなもの。絶体絶命のピンチ。
しかもそんなおり、革命部が破たんの危機にあることを綿密な取材によって嗅ぎつけてきた米国有力紙のジャーナリストが、俺と恒太にインタビューを申し込んできた――。
やばすぎる実態を隠しとおしつつ、俺たちは数百兆円単位のキャッシュをどうにか準備しなければいけないのだ。しかし、どうやって!?
そして恒太のビッグマウスから、まさかの起死回生の打開策が……!
中学生から金融関係者まで絶大な支持を得て疾走する、2010年代の経済ライトノベルの最右翼。こんな物語、ほかでは絶対読めない!
※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
著者紹介
至道流星 (著)
- 略歴
- 小説家、会社経営者、投資家。「雷撃☆SSガール」で講談社BOX新人賞・流水大賞を受賞し、デビュー。ほかの著書に「大日本サムライガール」など。
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紙の本
最大の危機、最大の好機
2012/01/23 21:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロシアのプチロフ大統領と手打ちに向かった羽月莉音と巳継だったが、出迎えに突きつけられたのは銃口だ。莉音の父・一馬を人質に取られている状況の中で、革命の中核であるアテスミサイルを取り戻すことが出来るのか?
そして革命部には新たな危機が訪れる。ひとまず命の危機は去ったものの、その代償は小さくなかった。資源の売り浴びせによる大規模な損失が、ついに革命部グループの資金繰りをショートさせかねないまでに達していたのだ。
2百兆円以上の債務超過を回避する手段はなかなか見つからない。コツコツ、グループに手を入れていきながらも、起死回生の一手を探っていく。そんな日々の中に現れた障害は、革命部グループ破綻の匂いをかぎつけた、一流紙の記者だった。
その記者の対応をすることになった巳継と莉音に対し、春日恒太は告げる。
「…暗殺、するか?」
これまでで最大の危機を重ねつつ、大規模グループになったために、莉音と巳継が役割分担をせざるを得なくなったため、大きな決断が巳継に迫る。彼を信じる折原沙織の期待に応え、この危機を乗り越えられるのか?
ついに革命は目前まで迫ってきた。世界の覇権を握るカルヴァート、スタインバーグ、セルベル、ハストンも見過ごしえない大きさになった革命部に示される、究極の選択。それに対する莉音の答えは何なのだろうか?