文明の災禍(新潮新書)
著者 内山節 (著)
産業革命以来、「発展」のため進歩させてきた末の技術が、いま暴走している。その意味で、原発災害を原発だけの問題としてとらえてはいけない。これは「文明の災禍」なのである。私た...
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商品説明
産業革命以来、「発展」のため進歩させてきた末の技術が、いま暴走している。その意味で、原発災害を原発だけの問題としてとらえてはいけない。これは「文明の災禍」なのである。私たちが暮らしたかったのは、システムをコントロールできない恐ろしい社会ではない。「新しい時代」は、二百年余り続いた歴史の敗北を認めるところから始めることができるのである。時代の転換点を哲学者が大きな視点でとらえた、渾身の論考。
著者紹介
内山節 (著)
- 略歴
- 1950年東京生まれ。哲学者。70年代から東京と群馬の二重生活を続ける。著書に「「里」という思想」「怯えの時代」など。
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