- 販売開始日: 2012/02/13
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: 富士見ファンタジア文庫
- ISBN:978-4-8291-3410-8
フルメタル・パニック!ずっとスタンド・バイ・ミー(上)(新装版)
ついに明かされたウィスパードの謎。歪んでしまった時間を元に戻そうとするレナードとかなめ。その行いに単純な善悪論を超えたものを感じ、歯切れの悪い宗介。戸惑いながらもかなめを...
フルメタル・パニック!ずっとスタンド・バイ・ミー(上)(新装版)
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商品説明
ついに明かされたウィスパードの謎。歪んでしまった時間を元に戻そうとするレナードとかなめ。その行いに単純な善悪論を超えたものを感じ、歯切れの悪い宗介。戸惑いながらもかなめを取り戻す、最後の戦いが始まる!
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最終決戦に向けて
2010/07/20 18:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっと出た最終章。しかも2ヶ月連続刊行の前後編。ファンを焦らすだけ焦らしておいてのお楽しみ×2は、ライトノベルの金字塔と賞賛しても間違いなかろう名作に相応しいお膳立てと言える(商売的にもね)。
思えば、『つづくオン・マイ・オウン』以来、ヒロインは攫われ、仲間は傷つけられ、兄と慕う人物には裏切られ、戦友には先立たれ、しまいには攫われたヒロインが覚醒して敵方の“女王”に収まってしまい、あれだけ楽しかったラヴコメ要素もすっかり影を潜めたヘヴィな展開にあっては、登場人物達もさることながら読み手もよく辛抱したものである。昨今のお気軽なラノベ作品に慣れた読者を翻弄するがごとき重厚さで消耗を迫ってくる訳で、今回もまた口絵を目にしては「ぐぬぬ……」と煽られるかもしれないが、事実、本巻もまた重い。重苦しい空気に満ちている。実際の254頁以上にボリュームを感じてしまう。すぐに読み終えたいし、読み終えられそうなのに、読み終えたくない気分にもさせられる。今更だが実に骨太い作品である。本シリーズ最後のサブタイトルがもたらすであろう結末を信じることにする。
いよいよ訪れる最終決戦を目前に控えて粛々と準備が進む。これは物理的準備であり、精神的準備でもあるのだが、同時に、固唾を飲んでこれを見守る側である読み手の準備でもある。心して最終局面を迎えるために用意されたのが本巻である。
しかし……場合によっては、歴代のガンダムシリーズで時折見られたような、古くは『イデオン』の時みたいな、非常に非情で壮絶なエンディングに向かっているようにも見えるのは気のせいだろうか……思いがけないサプライズもありそうだが……自分を兵隊だとしながら「DJ」とも称したソースケは一体何を語り、そして“救世主”になるというのか。