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電子書籍
フランクフルトへの乗客
著者 アガサ・クリスティー (著) , 永井淳 (訳)
パスポートとマントをかしてほしい。空港で出会った謎めいた女性の申し出は、外交官スタフォード・ナイを国際的大陰謀へと巻き込んだ。帰国した彼をつけ狙う何者かの不気味な影、世界...
フランクフルトへの乗客
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フランクフルトへの乗客 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫)
商品説明
パスポートとマントをかしてほしい。空港で出会った謎めいた女性の申し出は、外交官スタフォード・ナイを国際的大陰謀へと巻き込んだ。帰国した彼をつけ狙う何者かの不気味な影、世界各地で起こる暴動、そしてドイツ山中の巨大な城に潜む謎の老嬢。諷刺と奇想に富んだ女史得意のスパイ・スリラー。
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紙の本
裕福な老女の視点で見た1970年の世界観
2021/09/26 14:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あきちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
純粋にミステリーを楽しみたいというなら、期待はずれ。
冒頭の前書き、作者は語るは必見。これまでの作品の創作についてのことが書かれています。
この本が書かれたのが1970年の少し前くらいだから、この頃の老女の若い頃のことや、70年の世界の状況や、その時代に関する意見等が多数書かれていて、そういう事に関心がある人にはオススメです。70年は今となってはかなり昔のこと。
個人的には2部のアガサワールドとも言ってもいい、大きな城に住む巨大な老女王のパーティーの場面がインパクトがありました。
紙の本
いまいちなスリラー
2017/05/16 08:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界中には若者を中心としたアナーキズムが蔓延していた。彼らが崇拝するのは「若きジークフリート」と呼ばれるヒトラーの息子と目されている男だった。しかしその「若きジークフリート」も黒幕の駒に過ぎなかった、なんてかなりの大風呂敷を広げれていますが、風呂敷をたたみ切れずに終わってます。主人公がアナーキストに対抗する組織に入ってスパイ活動を行うかと思いきや、その後特に目立った活躍をすることはありません。主人公がいないところでストーリーが進んでいるのが原因ですね。最後の裏切り者を捕まえるシーンも主人公不在って……。